南予水産研究センターでは、愛南町消防本部防災対策課から危機管理専門官の二場健児氏と近平佳多朗氏をお招きし、南海トラフ巨大地震を想定した防災講習を4月15日(月)に実施しました。
今回は、船越ステーション会議室で南水研ゼミをしている最中に大地震が発生したケースを想定して、抜き打ち避難訓練を行いました。はじめに、訓練用に緊急地震速報を鳴らし、その直後の避難行動をイメージしてもらい、南水研の学生・教職員がそれぞれグループに分かれて課題等を話し合いました。その後、危機管理専門官よりハザードマップを活用した南予地域の被害想定や、災害伝言ダイヤル(171)の使用方法を学びました。最後に東日本大震災や能登半島地震の被災映像を視聴し、地震発生時の状況や被害状況などの説明を受けました。
愛南町で大地震・大津波が起こった場合に自分たちにできることや、災害に備えるために今できることなど、学生・教職員ともに災害について考える貴重な機会となりました。また、本講習で学んだことは、4月17日(水)に起こった震度6弱の地震後の各自の行動にも大いに役立ちました。
南予水産研究センターでは、今後も災害対策や防災意識の向上に積極的に取り組んでまいります。
防災講習の様子
執筆担当者: 井上