
令和7年6月19日に、愛媛大学城北キャンパスにて、「令和6年度愛媛大学学生による調査・研究プロジェクト(プロジェクトE)」の研究成果発表会が開催されました。南予水産研究センターに所属する農学研究院修士2年生の清家滉生さん(代表)、大西基文さん等が実施した「(プロジェクト名)ガンガゼの釣り餌利用可能性調査〜地域資源の活用と環境保全を目指して〜」の研究活動の成果を発表し、“審査員特別賞”を受賞しました。
活動を行っての感想
プロジェクトEの活動は想像以上に学生主体であり、研究計画の立案から予算の作成、さらには外部への協力依頼まで、研究の全工程を学生だけで遂行したことが非常に貴重な経験となりました。また、ガンガゼを釣り餌に有効活用するというプロジェクトは、沿岸地域の産業と関わりが深いテーマであり、地域密着型である我々の研究室の特色を十分に活かすことができたと感じています。しかし、その一方で、研究成果を事業化する際には、担い手不足や経済的な制約など、普段研究室では見えてこない実践的な課題に気付かされました。今後の研究活動では、単に良い成果を出すだけでなく、それをいかに社会に実装し、還元するまでを意識して取り組みたいと感じました(大西)。
