令和7年2月11日(日・祝)、愛南町御荘文化センターにて、「第3回南予水産・地域研究交流会」を開催しました。本交流会は、南予の水産や地域活性化に携わる人々のネットワークを広げ、地域を担う人材の育成を、地域とともに進めることを目的としており、愛南町、愛媛県水産研究センター、愛南漁業協同組合、久良漁業協同組合との共催で開催しました。
第3回目となる今回は、一本松中学校、南宇和高等学校、宇和島東高等学校、宇和島南中等教育学校、宇和島水産高等学校、長浜高等学校、川之石高等学校、八幡浜高等学校の生徒、松山大学愛南マダイ応援隊、愛媛県水産研究センター、愛南町水産課、愛南探検隊の皆様、南予水産研究センターの学生らの総勢44名(39課題)がポスターを用いて研究や取組内容について説明し、参加者との交流を深めていました。来場者は全体で180人となりました。
ポスター発表の前に、自身の研究内容を1分間で口頭プレゼンする「One Minute PR」が行われました。南予水産研究センター3回生の司会進行の元、 1分という限られた時間の中で、自身の研究について創意工夫を凝らした発表が行われました。中には、演劇を行う人もいて、大変盛況となりました。












その後ポスター発表が行われ、前半と後半各50分ずつ、活発な議論が行われました。





















最後にはポスター賞の表彰が行われ、審査員の先生方のご協力により選ばれた未来賞 (特別賞, 2名) & ベストポスター賞 (高校・大学から各1名)が授与され、交流会は盛会のうちに終了しました。






参加者からは「今後の地域発展のために心強い活動だと思いました」「南予の中高生の理系生徒育成のために、この発表会を各中学・高校で行って欲しい」「義務教育の学校関係者、特に教員に、様々な育成プログラムがあること、大学や地域と繋がれることを伝え、取り入れることを望みます」等の意見が寄せられ、南予地域における水産業等の良い交流の場となりました。
本会終了後は、南予水産研究センター研究発表会が行われ、4回生および修士2年生が2年もしくは4年間の研究の集大成を口頭で発表しました。大変お疲れ様でした!


