地域連携活動

第1回 南水研ウニ駆除作業 実施

南水研では、今年から南水研の西浦ステーション前の海岸のウニ駆除作業を行うことにしました。作業はウニを採取しやすいように、大潮の日を選んで7月13日に実施しました。南水研教職員7名、学部生・院生22名、愛南町水産課職員4名の総勢33名の参加でした。


今回の除去作業は、第1回目ということで、愛南町水産課の清水陽介さんからウニの採取、棘の除去、種判別、測定方法などについて教えていただきました。最初にウニの生息状況を動画で撮影し、採れたウニを種類別に分けて計数、そのうち一部のガンガゼは棘を除去、サイズと生殖腺重量を測定しました。これらのデータを蓄積し、季節や年による変動を調べていく予定です。


今回の駆除では、ガンガゼ1800個、アラサキガンガゼとアオスジガンガゼが160個、ツマジロナガウニが800個、合計2760個で、重量にして100kg以上のウニが採れました。


後日談:駆除した海域を毎日眺めていましたが、あっという間に駆除前のウニだらけの海底に戻りました。。。(後藤)