お知らせ

地域連携活動

  • 2016.03.15
    「テレビ愛媛賞36」で南予水産研究センターが表彰されました
  • 2016.02.20
    「第6回愛南町水産フォーラム -水産物販売力強化戦略-」を開催しました
  • 2016.01.14
    スマ(伊予の媛貴海)のプレミアム試食会が松山市で開催されました
  • 2015.11.24
    平成27年度 愛南町水産セミナーを開催しました

South Ehime Fisheries Research Center
南予水産研究センターとは

愛媛大学南予水産研究センター(通称:南水研)は、愛媛県南予地区の水産による地域振興に役立つために、地元愛南町と愛媛大学の連携のもとに平成20年4月に設立された文理融合型の研究・教育施設です(「船越ステーション」、「松山ステーション」)。これまでに2つの大型プロジェクト(平成21年-23年度-イノベーションクラスタープログラム都市エリア型、24年度から-地域イノベーション戦略型)を行ってきました。この間、平成25年4月には愛南町が整備した「うみらいく愛南(愛南町地域産業研究・普及センター)」に新たな南水研分室「西浦ステーション」が開設されました。

センターが面する宇和海の沖合には、黒潮分岐流があり、浮魚の好漁場です。また、沿岸域はリアス式海岸のため波静かで、魚介類・真珠などの全国屈指の養殖生産にとても適した場所です。本センターは、主に養殖業の発展に役立つ研究を推進し、これらの研究から得られる成果に基づき、愛媛県や南予地域の各自治体、水産関係団体などと連携することによって地域振興に貢献することを目指しています。

センター長挨拶

愛媛県南予地域に位置する宇和海には、リアス式の海岸に囲まれた多くの風光明媚な内湾がありますが、これらの内湾は波穏やかである一方で、外洋の影響によるダイナミックな海水の動きも有しています。このような環境は、水産業、とりわけ養殖業にとっては好適であり、宇和海における魚類養殖、真珠養殖の生産高はいずれも我が国トップレベルを誇っています。しかしながら、水産物消費の減少や種々の要因による魚価の低迷、過疎化による就業人口の減少など、近年の水産業を巡る状況は厳しく、地域の基幹産業である水産業の衰退が大きく懸念されています。いっぽう、愛媛大学は法人化後の平成17年に愛媛大学憲章を制定し、地域貢献を大学の主要な役割の一つとして明確に位置づけました。このような状況の中、水産振興に向けて地域に研究施設の設置を切望していた愛南町の強力なご支援により、平成20年4月、愛南町船越に旧西海町の庁舎を改修して愛媛大学南予水産研究センター(南水研)が創設されました(船越ステーション)。さらに、平成25年には、旧西浦小学校を改修して飼育水槽等を備えた西浦ステーションが開設されました。現在では、松山地区在住の教員によって構成される松山ステーションとあわせ、3ステーション体制となっています。

南水研の主な目的は、水産に関わる生命科学、環境科学、社会科学分野における最先端の研究を推進するとともに、その研究成果を生産現場や流通、魚食の推進などの生活現場に応用することにより水産振興に貢献すること、そして農学部、社会共創学部(平成28年度創設)から学生を受け入れ、水産や関連分野の将来を担う有為な人材として送り出していくことです。これらの目的のために、文理融合型の新しい水産学を目指していることや、地域密着型の研究・教育を推進していることが、南水研の大きな特徴です。

国立大学法人は平成28年度から3つに類型化されることになり、多くの地方大学と同様に愛媛大学も「地域貢献型」の類型に属することとなりました。これにより、南水研の役割はさらに大きくなったといえます。このような重責を果たすためには、南水研メンバーによるいっそうの努力はもちろんですが、学内外からのこれまで以上のご支援、ご協力が不可欠です。どうぞよろしくお願いいたします。

南予水産研究センター センター長 武岡 英隆

3つの研究部門