地域創生イノベーター育成プログラム(南予)始まりました【第1・2回】
2024.09.09 教育活動
8月31日(土)台風の影響があり、午前の部は休講、午後の部はオンライン(Zoom)授業となりました。松村地域協働センター南予センター長からプログラムの履修ガイダンス・自らの成長につながるレポートの作成方法と題した講義、また、杉森地域協働推進機構長から愛媛大学のビジョン・戦略・取り組みについての講義を実施しました。
9月7日(土)の午前の部は、前田眞客員教授から、課題解決のためのプロジェクト研究推進に向けて、受講生の希望を基に策定した1チーム4~5名の5プロジェクトチームに分かれて、グループディスカッション等を行ないました。各チーム、地域課題解決に向けた発展的な議論が進むことを期待しています。また午後の部では、大本敬久特定准教授が、南予地方における過去の災害の歴史を紹介しました。平成30年7月豪雨(西日本豪雨)と昭和18年水害との比較、100年から150年に1度発生してきた南海トラフを震源とする地震。くりかえし発生してきた過去の被災状況を知ることで、今後の地域防災を考える内容でした。また、愛媛県歴史文化博物館の常設展示を見学しながら、古代からの伊予国の地域性、南予地方の歴史的特徴や、150年前の愛媛県の成り立ちの過程などを大本特定准教授が解説。地域の課題を考える上での視点として歴史を知り、歴史に学ぶことの重要性を紹介しました。