令和5年度 第3回 地域創生イノベーター育成プログラム(南予)を開催しました。

2023.09.19 教育活動

地域創生イノベーター育成プログラム(南予)第3回を令和5年9月16日(土)9時~15時(1限~3限)に地域協働センター南予講義室で実施しました。参加したのは受講生20名でした。

1限目は、地域協働センター南予の前田眞副センター長から、「地域課題の抽出と明確化の方法」と題して講義いただきました。地域課題を把握する手法として、①幅広く見ること(市町等行政の資料の活用、住民アンケート)と②深く見ること(ワークショップ、地区点検、現地での聞き取り)について紹介された後、地域課題を明確にする方法として、①体験的方法、②記載的方法、③分類的方法、④論理的方法、⑤理論的方法の説明がありました。続いて、4研究プロジェクトチームに分かれて、課題の明確化について例題を上げてグループディスカッションを行ないました。

 

 

 

 

 

2限目と3限目は、えひめの板書屋ブランディング特化型ファシリテーターの岩下紗矢香さんを講師としてお迎えし、「ファシリテーションとグラフィックレコーディング(1)及び(2)」と題して実践いただきました。自己紹介に始まり、ファシリテーションとグラフィックレコーディングとは何かを説明いただきました。ファシグラを一緒に体験した後、誰に対してどこの場面でどんな効果があるのかを学びました。最後に振り返りとして、「印象に残っている3つのこと」、「今日学んだこと、何を、どこで、どう活用したいか」について、グループごとに、ディスカッションを行い、結果について発表しました。この講義により、体験を通してファシグラの基礎と効果を理解することができました。