令和5年度 第2回 地域創生イノベーター育成プログラム(南予)を開催しました。

2023.09.04 教育活動

地域創生イノベーター育成プログラム(南予)第2回を令和5年9月2日(土)9時~16時50分(1限~4限)に地域協働センター南予講義室で実施しました。参加したのはプログラム受講生19名と2限目から共通教育授業科目「地域と世界」の愛媛大学生26名の合計45名でした。

1限目は、地域協働センター南予の前田眞副センター長から、課題解決のためのプロジェクト研究推進に向けて、受講生の希望を基に策定した1チーム6名の4プロジェクトチーム(①観光まちづくり、②拠点整備、③人材活用〔働く環境づくりと組み合わせ〕、④第一次産業振興〔地域の財政改革と組み合わせ〕)に分けて、グループディスカッションを行ないました。研究の方向性を模索するために、標記テーマから具体的な取組内容について議論しました。

 

 

 

 

 

2限目は、地域協働センター南予の松村暢彦センター長から、「地域調査の方法」と題して講義いただきました。社会的共通資本の話題に始まり、地域のとらえ方、地域のつかみ方(①体験を積み上げてつかむ、②客観的な指標でつかむ、③主観的評価でつかむ、④歴史でつかむ)について説明いただきました。

 

 

 

 

 

3限目と4限目は、地域協働センター南予の笠松浩樹副センター長から、フィールドワーク(1)及びフィールドワーク(2)について実践いただきました。プログラム受講者、愛媛大学生の45名を8チームにグループ分けを行い、120分の限られた時間内に宇和地区の資源について理解を深め、チームごとに写真と文字による表現方法で発表資料(ポスター)を作成することの指示がありました。出会った人や関係する人にインタビューを行ったり、自然、建物、店、町並みなどをつぶさに観察するなど興味ある様々な情報を集め、そのうえでテーマを絞り込みメンバーと一緒にチームワークを発揮して、写真1枚と文章表現による発表資料を作成するようアドバイスがありました。発表資料を一斉に掲示して全員で各チームの成果を閲覧し評価を行った結果、優秀賞2チーム(高評価数同数のため)が表彰されました。