令和4年度 第5回 西予開成塾を開催しました。

2023.02.13 教育活動

令和4度西予開成塾(第5回)を令和5年2月12日(日)14時~15時50分に地域協働センター南予講義室で実施しました。アカペラグループINSPiリーダーの杉田篤史先生から「歌によるコミュニケーションの楽しさ」と題して実践していただきました。小学校4年生から中学校2年生までの10名の児童、生徒が受講しました。保護者の方も2名参加されました。

結成したINSPiや日立のCMソング「この木なんの木」の話から、西日本豪雨で被災した西予市野村町の子供達とみんなで考えた、野村町復興ソング「のむらのうた~がんばってみるけん 応援してやなぁ~」の制作にかかわり1周年の追悼式でも野村小学校合唱部により歌唱されたことが紹介されました。

言葉にはもともとメロディがあるとの一説から、人に伝えたい言葉により歌詞を作り、その場で杉田先生がメロディをつけてオリジナルな歌にして伝えていく手法を学びました。

方法として、①曲のテーマを考える→②メロディが伝わるように、誰に伝えたいかを考えて言葉を選び歌詞を作る→③五感(目、耳、鼻、口、肌)を取り込む→④情景の心と感情を取り入れる→⑤オリジナリティを打ち出すことで共感を呼ぶ→⑥心、感情をどのように伝えるかメロディにしていき完成させる。

以上の手法から10名の受講生全員のオリジナルソングが完成しました。様々な感性から作り上げた歌によるコミュニケーションの楽しさを実感していました。

最後に、「思いつく人は、歌詞を考えて送ってもらえば、メロディを付けてオリジナルソングを作ってあげる」とのメッセージがありました。何人か挑戦しそうな予感がしました。