第7回地域創生イノベーター育成プログラム(南予)開催
2021.12.12 教育活動
地域創生イノベーター育成プログラム(南予)の第7回が令和3年12月12日(日)に開催されました。今回は防災小説に関するグループディスカッションと各グループのプロジェクトの中間発表会になります。
午前中は、愛媛大学地域協働センター南予 センター長の松村暢彦さんから防災小説に関するグループディスカッションを行いました。まず最初にマーケティング分野で最近よく使われる戦略的経験価値理論について解説を行い、プログラム等のサービスの評価にSENSE、FEEL、THINK、ACT、RELATEの5つの側面から行うことの有用性について説明を行いました。そのあと、前回の授業レポートとして提出された防災小説を読んで、グループごとに分かれて経験価値理論の観点から将来起こるかもしれない災害を題材に今をよりよく生きていくための価値についてディスカッションを行いました。防災学習というとハザードマップやマイタイムラインのような論理だてて説明していくプログラムが多い中、自分の気持ちをもとに小説にする防災小説というプログラムの有用性について再確認することができたと思います。 | 松村暢彦先生の講義
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午後は、グループに分かれてプロジェクトを実施しているのですが、その中間発表を行いました。全部で6グループ、中山間地域の生業興しと新たな生活スタイル、地域情報化の現状と課題、人口減少と地域社会、原子力発電所立地地域における地域課題、Iターンなど若者等の移住・定住プログラム、南予地域における体験型観光プログラムの多様なテーマについての報告がありました。まだプロジェクトが始まったばかりですが、今後の調査計画などを中心に話してもらいました。どのテーマも今の南予が抱える課題であり、それを如何に面白く、前向きに対処できるかメンバーの腕の見せ所です。2月の成果発表会、楽しみにしています。 |
中間発表会の様子 |
次回は、いよいよ最終回のプロジェクトクトの成果発表会、2月19日(土)になります。