【吉田祭フィールドワーク】吉田高校×地域創生イノベーター育成プログラム南予

2025.11.04 教育活動

11月3日(祝)は、愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム南予の講義で、宇和島市吉田町の秋祭り「吉田祭のお練り行事」(令和7年3月に、愛媛県内で3例目の国指定無形民俗文化財に指定)のフィールドワークを実施しました。会場は地元吉田高校の会議室をお借りして、1コマ目は愛媛大学地域レジリエンス学環の芝大輔准教授による講義「災害の世代を生き抜く産官学民連携~全世代への防災教育~」。2018年の西日本豪雨で被災した吉田地域を会場に、南海トラフ地震等の大規模災害が発生に備えた防災、教育等の必要性をご講義いただきました。2コマ目からは、本センターの大本敬久副センター長による吉田祭の継承を考える講義です。愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム南予の受講生24名と、吉田高校の生徒で「地域課題の解決」に興味のある10名が合同参加して、講義が行われました。まずは「吉田祭のお練り行事」の概要、歴史、地域的特徴を解説し、その後、参加者全員で祭りを見学したり、祭りの担い手、観客やアンケートをとったり、聞き取りをしたりしました。見学後には吉田高校の会場に戻り、グループワークで吉田祭の現状・課題、今後の行動について考えてみました。地元吉田町のみなさま、祭りに参加された関係者のみなさま、そして吉田高校のみなさま、お世話になりました。