COCおよびCOC+事業とは

愛媛大学は、文部科学省の施策である「大学COC(Center of Community)事業」に積極的に取り組み、「地域社会との連携強化による地域の課題解決」や「地域振興策の立案・実施を視野に入れた取り組み」を進めています。

〈平成26年度〉えひめ地(知)の拠点整備事業(COC)

地域の未来をステークホルダーとともに創る実践的人材の育成

COC継続事業内容

平成26年度に文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」として採択された「地域の未来をステークホルダーと共に創る実践的人材の育成」では、愛媛県の産業活性化や地域イノベーションを創出できる人材の育成を目的として、地域志向教育や研究、社会貢献活動に取り組んできました。具体的には、本学の全学生を対象にした「愛媛学」の開講、県内市町における公開講座の開催、社会人リカレント教育です。
 
文部科学省の事業としてのCOC事業は平成30年度で終了しましたが、平成31年度(令和元年度)からは、5年間の実績を活かし、愛媛大学独自の取組として、上記の取組を継続しています。
 
愛媛県内の地域での活動の成果として、平成28年度には西条市に愛媛大学地域協働センター西条を、また、令和元年10月には西予市に愛媛大学地域協働センター南予を設立しました。また、地域の社会人を対象としてリカレント教育を発展、普及させることを目的として、愛媛大学地域専門人材育成・リカレント教育支援センターも設置しました。
 
これらの活動によって、COC事業の趣旨、目的を発展させています。

《平成27年度》地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)

地域の未来創生に向けた“愛”ある愛媛の魅力発見プロジェクト

COC+継続事業内容

愛媛大学が事業責任大学となり、今治明徳短期大学、聖カタリナ大学、聖カタリナ大学短期大学部、松山東雲女子大学、松山東雲短期大学が参加校として申請した「地域の未来創生に向けた“愛”ある愛媛の魅力発見プロジェクト」が、文部科学省による平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に選定されました。
 
この事業では愛媛県内就職・定住の促進プログラムの推進、キャリア形成支援の充実、地域サテライトの重点強化を柱に、愛媛県内就職率の向上を目指して取り組んできました。その結果、キャリア形成セミナー履修者やインターンシップのほか県内事業所研究のためのバス運行支援でも参加者を増やすことができました。
 
文部科学省の事業としてのCOC+事業は令和元年度で終了しましたが、令和2年度からはCOC+継続事業実施委員会が愛媛県内就職・定住の促進プログラムや地域志向キャリア形成センターによる地域定住促進プロジェクトを進めていきます。