部門長

入野和朗准教授

リサーチファンド獲得支援部門 部門長
研究・産学連携推進機構技術相談窓口 コーディネーター

連絡先irino.kazuo.mk@ehime-u.ac.jp
研究分野https://researchmap.jp/read0064496

部門紹介

リサーチファンド獲得支援部門

ここでのリサーチファンドとは、特定の社会ニーズを達成するための目的型研究を支援する国の競争的資金※や自治体の補助金や助成事業全般を意味します。大学の基礎研究の推進を目的とする科学研究費補助金(通称科研費)とは異なります。

※「大学、国立研究開発法人等において、省庁等の公募により競争的に獲得される経費のうち、研究に係るもの(競争的資金として整理されていたものを含む)。」(科学技術・イノベーション基本計画(令和3年3月26日閣議決定))

当部門では、大学の研究成果の社会還元を目的として、その活動を推進するために必要となる活動費としてリサーチファンドの獲得を支援する部門です。リサーチファンドには、その事業毎に目的が定められており、応募時期も限られているため、産学官の協働プロジェクトの目的や進捗状況に合わせ、適したものを取捨選択する必要があります(下記、図表参照)。そういったことも踏まえた、情報の収集・提供、申請書類への助言等を行っています。

活動内容

大学向けの目的型研究開発事業を多く持つ、科学技術振興機構(JST)や新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) の獲得に向けて、必要となる情報提供や申請書作成時の助言等でご支援しています。​

もちろん、本学だけでは十分な対応ができないケースもあるため、JST、NEDO、経済産業省四国経済産業局、総務省・四国総合通信局、(一財)四国技術・産業振興センター、えひめ地域の自治体、産業支援団体、金融機関等、産学連携に携わる皆様とのネットワークを活用し、情報提供や予算の獲得支援を進めます。

これらの資金は、申請すれば、助言があれば、必ず採択されるものではありません。そもそも、該当する事業が無いことも多々あります。ただ、採択率を高めるための工夫は確実に有りますし、運悪く採択されなくても、研究を進め粘り強く再挑戦すること、我慢すること、あるいは、より相性の良い事業に切り替えるという手法もあります。また該当する予算が無い場合には、同じ研究開発を行う場合でも、切り口を変える という選択をすることも手法の一つです。そういった形で、本学の研究をより一層社会に活かせるようお手伝いをしております。