部門長

秋丸國廣教授

オープンイノベーション推進部門 部門長
研究・産学連携推進機構技術相談窓口 コーディネーター

連絡先akimaru.kunihiro.mu@ehime-u.ac.jp
研究分野https://researchmap.jp/read0045744/

部門紹介

オープンイノベーション推進部門

オープンイノベーションとは、一般にはイノベーション創出を目指す製品開発や研究開発において、自社以外の技術や研究力を取り入れ、自前主義から脱却することを意味します。

  • 企業では、開発経費削減だけでなく、開発速度の加速化やアイデア創出の多様化を図る手段として、積極的に取り組んでいます。大学の研究を取り入れることも含まれるので、オープンイノベーションを推進する企業との連携は重要な取り組みと考えています。【OI取組み1】
  • 一方、大学にとって「オープンイノベーション」は異なる意味を持ちます。1対1の産学連携の枠に納まらず、産業界や地域産業のイノベーション創出に寄与するため、複数の組織や機関との連携が求められることになります。そのためには、産学官金連携など、異なる組織が協働するプロジェクトを創出が重要になります。【OI取組み2】
  • 重点化プロジェクトの創出や新しい制度の創設、より積極的な大学シーズの紹介、基礎段階からの企業の参画など、これまでの産学連携活動に加えて、より発展した取組みを可能にするため、オープンイノベーション取組みのOODAループを回すこととしました。【OI取組み3】(下図参照)
  • VUCAの時代には、新たな価値を生むことの重要性はより大きくなっています。
  • 社会や地域の発展のため、かつ大学にとって、そして大学研究者にとって有益な産学連携活動を強く意識して取組みます。

オープンイノベーション取組みのOODAループ

大学で行われている学術研究のなかには、社会にとって革新的な価値を生む研究がある。そのような研究を社 会実装し、イノベーションを創出することが求められています。そのための組織的取組みがオープンイノベーション活動です。

まずは愛媛大学の産学連携活動の現状を分析し(observe)、組織的取組みの課題を見出し(orient)、取組む べき解決策・対応策を決め(decide)、取組みを開始します(action)。

第4期中期計画期間中の取り組みの成果指標として、

  • 「愛媛県内における共同研究・受託研究数を第3期実績の10%増」
  • 「地域産業のイノベーション創出に向けた環境の醸成となる、起業家の育成のための教育プログラムの修了 者数を累計240人以上」
  • 「産学あるいは産学官共同研究によるサービスや製品等の社会実装件数を累計15件以上」
  • 「DXの社会実装を目的とした応用研究数を累計3件以上」

などがあり、その達成を目指してOODAループを回した取り組みを行います。

活動内容

オープンイノベーションを推進する取組み 「産学連携推進事業」

申請書作成のポイント