南予水産研究センターの後藤理恵教授と工学部の小山拓斗さんが「第9回いよぎんビジネスプランコンテスト」において「優秀賞」を受賞しました【8月28日(水)】
令和6年8月28日(水)、「第9回いよぎんビジネスプランコンテスト」の最終プレゼンテーション審査会が松山市の伊予銀行本店で開催され、南予水産研究センターの後藤理恵教授と工学部2年生(えひめ学生起業塾所属)の小山拓斗さんがそれぞれ「優秀賞」を受賞しました。
「第9回いよぎんビジネスプランコンテスト」は、これから新規事業を起こそうとする個人または中小企業を対象に、新規性・独創性の高い優れたビジネスプランを表彰し、愛媛県内の経済活性化ならびに雇用創出に繋げることを目的として、株式会社伊予銀行が主催しているものです。応募ビジネスプラン67件から、書類審査、面談審査を経て、最終プレゼンテーション審査会において、8件の受賞者が決定されました。
愛媛大学からは、以下の2人のプランが採択されました。
- 南予水産研究センター 後藤理恵教授
「優秀賞」受賞
プラン:地域資源を活用した愛南町の水産振興〜アマゴのイクラ加工・商品化に向けて〜 - 工学部2年生(えひめ学生起業塾所属) 小山拓斗さん
「優秀賞」受賞
プラン:液中プラズマで二酸化炭素と水から人工燃料PEFの合成
後藤教授のプランは、愛南町の地域資源であるアマゴを活用し、イクラとしての商品化を通じて地域経済の活性化を目指すもので、地域社会への貢献度が非常に高く評価されました。小山さんのプランは、環境問題に対する新しい解決策を提供する可能性を秘めており、その技術的革新性と社会的意義が高く評価されました。
小山さんが所属している「えひめ学生起業塾」は、複数の起業家を輩出した愛媛大学産学連携推進本部の組織で、これまでもこのコンテストにエントリーしてまいりました。1年目は入賞に至りませんでしたが、2年目は「奨励賞」を受賞し、そして、今年、見事に「優秀賞」を受賞することができました。来年は「最優秀賞」を目指し、さらに飛躍を遂げることを期待しています。
産学連携推進本部は、今後も学生や教員の皆様が社会実装に向けて挑戦できるよう、全力でサポートを続けてまいります。
<研究・産学連携課>
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