大学発ベンチャー認定のお知らせ【10月29日(水)】

 2025年10月29日付で、PLANT CASE株式会社 を愛媛大学の「大学発ベンチャー」として認定しました。

 PLANT CASE株式会社は、愛媛大学大学院農学部研究科の髙山弘太郎教授および藤内直道准教授の研究成果を活用し、植物の生体情報をもとにした環境制御技術「SPA(Speaking Plant Approach)」を核としたスマート農業ソリューションを提供するスタートアップです。施設園芸における光合成の最適化を通じて、農業の生産性向上と持続可能性の両立を目指しています。

 本学では、大学発ベンチャー認定制度に基づき、研究成果の社会実装を促進し、地域産業の活性化を支援しています。PLANT CASE株式会社の今後の発展に、ぜひご注目ください。


認定企業情報

  • 企業名:PLANT CASE株式会社
  • 代表者:代表取締役 稲葉 一恵
  • 設立日:2025年3月10日
  • 所在地:愛知県豊橋市西幸町字浜池 333-9 豊橋サイエンスコア 109(サードオフィス内)
  • 資本金:950,000円
  • 事業内容
    温室内の作物群落全体を対象としたリアルタイム光合成計測に基づき、栽培環境の最適かつ高精度な制御を実現するSPA(Speaking Plant Approach)セミクローズド・パイプハウスの企画提案、販売、運用支援を提供
  • ウェブサイトhttps://plantcase.org/plantcase-v1

大学発ベンチャー認定制度について

愛媛大学では、学内の研究成果や知的財産を活用して設立された企業を「大学発ベンチャー」として認定し、以下のような支援を行っています。

  • 本学施設の貸与(事務室・研究室等)
  • 商業登記における所在地利用の許可
  • 研究設備等の利用
  • 他企業への紹介・仲介
  • 本学主催イベントや広報媒体での広報支援