2025年度 PSI GAPファンド(ステップ2)採択者紹介
愛媛大学が参画しているPSI(イノベーション創出プラットフォーム)によるGAPファンドプログラムは、中国・四国地域の大学の革新的技術シーズの実用化を目指す研究者・教員・学生に対し、技術シーズと事業化との間に存在するギャップを埋めるための資金の提供をはじめ、起業に向けたアクセラレーションプログラム、支援人材による伴走支援、グローバル展開への支援を行うものです。
2025年12月11日、厳正な審査を経て、本学から1件の研究開発課題が正式に採択されました。
採択された課題は、特殊な微生物を活用し、雑菌の混入を防ぎながら効率的に排水処理を行う革新的な技術です。カーボンニュートラルで薬剤を使わない環境にやさしい特長が評価され、循環型社会の観点から早期の実用化が期待されています。
研究代表者は、基礎研究の成果をもとに、ビジネスとしての可能性を検証し、起業に必要な体制構築や実証実験を進めることで、スタートアップ創出に挑戦します。
2025年度 【ステップ2】概念実証型 1件採択(申請 8件)、研究費総額約7,800万円
| 代表者 | 採択課題 | |
| プロテオサイエンスセンター 准教授 杉浦 美羽 | CO2と太陽光を資源とする持続可能な環境浄化技術の事業化 〜カーボンニュートラルを実現するバイオビジネスイノベーション〜 | |
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