2025年度 PSI GAPファンド(ステップ1)採択者紹介

 愛媛大学が参画しているPSI(イノベーション創出プラットフォーム)によるGAPファンドプログラムは、中国・四国地域の大学の革新的技術シーズの実用化を目指す研究者・教員・学生に対し、技術シーズと事業化との間に存在するギャップを埋めるための資金の提供をはじめ、起業に向けたアクセラレーションプログラム、支援人材による伴走支援、グローバル展開への支援を行うものです。

 2025年10月31日、厳正な審査を経て、本学から4件の研究開発課題が正式に採択されました。

採択された研究代表者は、本学及びPSIのサポートを受けながら、基礎研究の成果をビジネスとしての可能性が評価できる段階まで引き上げることを目指します。

2025年度 【ステップ1】ビジネスモデル検証型 4件採択(申請 11件)、研究費総額約2,600万円

代表者採択課題
  大学院医学系研究科
  特任講師 三谷 壮平
 Deep learning型AIを組み込んだ耳下腺腫瘍の良悪性鑑別診断支援アプリ
  大学院理工学研究科
  准教授 多田 豊
 地震発生時に家屋倒壊や津波到達等を考慮し現在地から避難場所までの最適な避難行動を
 喚起させる「スマートハザードマップ2.0」の開発~愛媛県松山市編~
  教育学部
  教授 富田 英司
 生成AIアプリで校内クラフト文化を育む概念型研修パッケージ
  社会共創学部
  准教授 山中 亮
 地方クラブ発、知識継承の社会実装 ~スポーツが導く未来の組織モデル~