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センターの活動

26.2010年度四川省製鉄遺跡調査と遺物整理(2010年5月28日〜6月4日)

 本年度に入り第一回目の中国調査を行いました。粉きいつも製鉄実験でお世話になっている日刀保たたらの村下(むらげ)木原明氏に 同行していただき、遺跡や出土品を検討していただきました。伝統技術を保持するかたならではの、精緻な観察に基づく貴重なご意見をいただくことができました。

 また今回は、本年度および来年度に刊行する報告書作成のため、2009年度の発掘調査で出土した炉を築くためのレンガやスラグについて整理作業を進めました。様々な形状のレンガやスラグから、古代の製鉄技術を復元することができます。


“鉄牛”を観察する木原氏 古石山製鉄炉の調査
“鉄牛”を観察する木原氏 古石山製鉄炉の調査

レンガ レンガ
様々な形状のレンガ 形態の特徴から炉形を復元することができる

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