東アジア古代鉄文化研究センターからアジア古代産業考古学研究センターへ
2007年7月、愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センターは東アジアの製鉄の歴史 を解明するために古代鉄器生産技術研究部門と東アジア鉄文化研究部門という 二部門を据え設立されました。これまで中国(四川)、モンゴル、東シベリア を主とした活動範囲としてきましたが、今や、さらにカザフスタンなど、アナ トリアにいたる中央ユーラシアの諸地域も加わりました。また、研究テーマに は「塩業」も加わり、人間活動と生産・産業、そして自然環境との関係が大き なテーマとして見えてきました。このような研究領域の拡張に対応すべく、 2019年4月、産業技術史研究部門、産業社会史研究部門、産業環境史研究部門 の三部門を設置し、アジア古代産業考古学研究センターとして改組・改称しま した。
センター長 村 上 恭 通
漢代の製鉄炉を発見!
驚くほど残りが良い(四川・古石山遺跡)