センターの活動
10. 2008年度製鉄実験
10月24日〜26日、岡山県新見市において、新見市による中世たたら製鉄の復元実験と共同で製鉄実験を実施しました。日刀保たたらの村下(技術責任者)であり、鉄センターの客員教授である木原明氏の指導の下、全国各地から各大学・文化財機関の歴史・考古系の研究者・学生等が参加し、さらに韓国からも製鉄技術者・考古学者に参加していただき、議論を交えながら実験を進めていきました。
鉄センターでは、昨年と同じく高さ1.5mの円形竪形炉(アジア炉)を復元し、また前回の実験結果を踏まえ、送風の向きや炉壁の厚さなどに調整を加えて、操業を行いました。まるまる一昼夜の操業の結果、見事に銑鉄を得ることができました。詳細は追って報告をする予定です。送風の方向や量など、まだまだ検討するべき点は多くのこりますが、今回の実験により、古代の製鉄技術にさらに一歩近づくことができました。
ご参加いただきた皆さん、有難うございました。
鉄センターでは、昨年と同じく高さ1.5mの円形竪形炉(アジア炉)を復元し、また前回の実験結果を踏まえ、送風の向きや炉壁の厚さなどに調整を加えて、操業を行いました。まるまる一昼夜の操業の結果、見事に銑鉄を得ることができました。詳細は追って報告をする予定です。送風の方向や量など、まだまだ検討するべき点は多くのこりますが、今回の実験により、古代の製鉄技術にさらに一歩近づくことができました。
ご参加いただきた皆さん、有難うございました。
学生たちが炉壁を準備 | 砂鉄と炭を交互に投入 |
木原氏が炉内の状態を見極めます |
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お疲れさまでした |