センターの活動
9. 講演会『韓半島西南地域における原三国・三国時代鉄器研究の動向』
当センターでは調査・研究と同時に研究者間の交流にも力を入れ、本年度には韓国から金想民客員研究員を迎え入れています。
韓国の鉄文化研究は、近年の発掘調査資料の増加に従い盛んになってきています。金氏は日本の鉄器研究方法を積極的に取り入れ、新たな韓半島鉄器研究方法を模索しています。
弥生時代・古墳時代の鉄器に大きな影響を与えた韓半島ですが、これまでは半島東南部の、いわゆる嶺南地域の鉄器文化がクローズアップされてきました。全羅道を中心とする西南地域は前方後円墳・横穴式石室など日本列島と大きな論点を共有しているにもかかわらず、鉄器に関してはほとんど体系的な議論が行われてきませんでした。これに対し金氏により最新資料を含めて研究成果が報告されました。
韓国の鉄文化研究は、近年の発掘調査資料の増加に従い盛んになってきています。金氏は日本の鉄器研究方法を積極的に取り入れ、新たな韓半島鉄器研究方法を模索しています。
弥生時代・古墳時代の鉄器に大きな影響を与えた韓半島ですが、これまでは半島東南部の、いわゆる嶺南地域の鉄器文化がクローズアップされてきました。全羅道を中心とする西南地域は前方後円墳・横穴式石室など日本列島と大きな論点を共有しているにもかかわらず、鉄器に関してはほとんど体系的な議論が行われてきませんでした。これに対し金氏により最新資料を含めて研究成果が報告されました。
講演会の様子 | 様々な出土鉄器 |
講演会資料集表紙 |