センターの活動
2. 製鉄実験
復元実験による古代製鉄炉の実態にせまる試みは,これまで日本古墳時代
・古代,朝鮮半島三国時代の製鉄炉を再現し,成功を収めています。その際,
たたら製鉄の保存技術者(無形文化財)を指揮者に迎え,砂鉄・木炭を装填
するタイミングや,炎の色により風量をコントロールする技術に,伝統芸術
の重みを感じました。センターでは今後中国における調査をもとに,中国漢
代の製鉄実験に挑戦します。
2006年9月 今治市で発見された古代製鉄炉 (高橋佐夜ノ谷遺跡)をもとに 炉を復元。実験風景 客員教授 木原明氏の指導による。 |
2004年12月,愛媛大学城北キャンパスで行った, 古墳時代製鉄実験。 |
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右上に同じ,製鉄実験の模様。 | この実験にはアメリカからも参加者があった。 |