南予柑橘農業の海外交流史現地調査(八幡浜市)

2026.07.22 研究活動

  

アメリカのカリフォルニア州立大学サクラメント校のクォン・ジュンヒ先生(人類学)が来日され、地域協働センター南予の大本敬久副センター長とともに、八幡浜市内の柑橘園地、段々畑等について、1960年代から1990年代の日本と海外、特に韓国済州島との交流史、その実態についてのフィールドワークを行いました。


特に、八幡浜市真穴地区では、真穴地区公民館長で、愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラム南予受講生の河野真典氏にお世話になり、30年前、50年前に海外、済州との交流、支援等を経験された地元のベテランの方々から聞き取り調査をしながら、真穴の柑橘農業が、これまで、海外へどのように技術指導、貢献してきたか、などお話をうかがいました。


現在、南予では、「えひめ南予の柑橘農業システム」が日本農業遺産として認定されています。これは単なる「お国自慢」ではなく、この柑橘農業システムが、将来の世界農業遺産認定に向けて、家族農業を主体として地域一体化で農業に取り組み、食料を安定的に確保し、生計を維持していく世界的模範、先進事例となっています。「えひめ南予の柑橘農業システム」が、これまで農業の発展や持続可能性について世界的に貢献してきた、そして今後も貢献できることなどを再認識したところです。