防災情報研究センターニュース

第100号  2009.8.17

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<案内>四国防災八十八話紙芝居の動画がNHK松山放送局のHPで公開されました

<案内>四国防災八十八話紙芝居の動画がNHK松山放送局のHPで公開されました

 6月末に、NHK松山放送局において四国防災八十八話の紙芝居を使った動画が8話分放映さ れましたが、この度、その動画がNHK松山放送局のホームページで公開されましたので、お 知らせ致します。
 防災情報研究センターのホームページ内にリンクを張る許可をいただきましたので、下記 より是非ご覧下さい。
   防災情報研究センター URL < http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/ >

 【掲載動画】
  ・第19話 大水がくるぞ
  ・第24話 あの時すぐ逃げていれば
  ・第40話 弟のおかげ
  ・第48話 おろよ、おろよ
  ・第67話 四度目の成功
  ・第70話 真っ暗な中の明かり
  ・第83話 恐ろしかった3日間
  ・第87話 電信柱に救われる


第99号  2009.8.11

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<案内>「えひめ建設BCP研究会」の参加企業を募集開始

<案内>「えひめ建設BCP研究会」の参加企業を募集開始

  建設業BCP懇談会愛媛県部会は,愛媛県内の建設会社等におけるBCPの普及・啓発を目的
 として,BCP策定を志す愛媛県内の建設会社等を支援するため,企業間の情報交換,学官
 からのアドバイスを受ける場として「えひめ建設BCP研究会」を設立することとしました.
 参加企業を下記要領で募集しますので,参加を希望する企業は,事務局までお申し込みく
ださい.

 1.募集期間 平成21年8月11日(火)〜平成21年8月31日(月)

 2.募集対象
    ・国土交通省四国地方整備局における平成21・22年度一般競争参加資格の内、
     @「一般土木工事」の「C等級」に認定されており、愛媛県内に営業拠点(建設
     業法の土木一式工事の許可を有する本店)を有する者。
     A「アスファルト舗装工事」の「B等級」に認定されており、愛媛県内に営業拠
     点(建設業法のほ装工事の許可を有する本店)を有する者。
     なお、経常建設共同企業体においては、愛媛県内に構成員の内代表者の本店を有
     すること。
    ・国県市町村と災害協定を締結している建設コンサルタント,測量調査会社・地質
     調査会社(愛媛県内本社)

 3.研究会活動 (期間)平成21年9月〜12月
   (日時)9月2日(水),10月7日(水),11月11日(水),12月9日(水) 15:00〜17:30
   (場所)愛媛大学メディアホール(松山市文京町3番)
       (会場の都合により学内他施設に変更になる場合があります.)
   (参加者)1企業2名まで 
       (ただし応募企業が多数の場合,1名とさせていただく場合があります.)
   (会費)一人毎月1,000円(ただし,通信費,資料印刷費,外部講師謝金として)
   (活動内容)
    1)参加企業は,「建設会社における災害時の基礎的事業継続力評価要領」(関東
      地方整備局)に基づき,自社において毎月「確認項目」注1)を2項目ずつ作
      成する.
    2)研究会では,参加企業は作成上の課題について報告し,参加企業,建設業BCP
      懇談会愛媛県部会の参加者からアドバイスを受ける.さらに,次回までに作成
      を予定している「確認項目」のポイントについて建設業BCP懇談会愛媛県部会
      が解説する.
    3)参加企業は,今後のBCP普及のために必要な情報を収集するために研究会が課
      すレポートを毎回提出する.
   (その他)
     研究会に参加する企業は,以下の点についてご承諾いただく必要があります. 
    @BCP策定に全社を挙げて取り組む意欲があり,第1回研究会までに社内の策定体制
     を確立し,BCP策定の基本方針を決定していること.注2)
    A社内にBCP策定責任者を選定し,定期的に開催される研究会に毎回出席させるこ
     と.
    B研究会に提出したレポートを統計的に処理したデータを建設業BCP懇談会愛媛県
     部会が公表すること.
    C建設業BCP懇談会愛媛県部会から要請があった場合,シンポジューム,学会等で
     自社の取組について発表し,また次期研究会に講師として参加すること.

 注1):「確認項目」は,「建設会社における災害時の基礎的事業継続力評価要領」(関
     東地方整備局)の「4−1評価内容」の「確認項目」を指します.
 注2):策定体制,基本方針は,「愛媛県BCPステップアップ・ガイド」第2部<ステップ
     12>を参照にしてください.「愛媛県BCPステップアップ・ガイド」は,同名で
     検索するか,次のホームページアドレスより確認することができます.
     http://www.pref.ehime.jp/h30100/bcpstepupguide/index.htm 
 
 4.申込方法
    会社名,会社所在地住所,参加者氏名,役職,連絡先(電話,FAX,メールアドレ
   ス)を明記のうえ,メール又はFAXで下記事務局までお申し込みください.
   (事務局)
     愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム 
     FAX 089-927-8820     E-mail kensien@stu.ehime-u.ac.jp
   (問い合わせ先)
      愛媛大学防災情報研究センター 鳥居 089-927-8141


第98号  2009.7.24

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<案内>四国防災八十八話を素材とした紙芝居をHPに掲載しました

<案内>四国防災八十八話を素材とした紙芝居をHPに掲載しました

 昨年より、愛媛大学美術研究会に協力していただき制作して参りました、紙芝居の原画及 びセリフを当センターのHPに掲載しましたので、是非ご覧ください。

 URL:<http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/bousai88_top.html>

 本紙芝居を素材として、先日よりNHK松山放送局がビデオ化して放映した8作品に加えて、
新たに2作品を追加しています。また、現在渇水の話の紙芝居化にも取り組んでおり、いづ
れHPに掲載する予定にしています。

 自主防災会や学校で、防災研修・教育への活用を希望される方は、高画質の素材を提供し
ますので、お気軽に下記のメルマガ事務局までご連絡ください。


第97号  2009.7.17

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<報告>愛南町防災教育連携協力協議会等が開催されました

<報告>愛南町防災教育連携協力協議会等が開催されました

 7月12日に愛南町、愛南町教育委員会、国土交通省大洲河川国道事務所、愛媛大学防災情 報研究センターの4者で締結した「愛南町における防災教育の推進に関する協定」(平成21 年3月7日締結)に基づき、協定機関による「愛南町防災教育連携協力協議会」及び町内の関 係機関を含む「愛南町防災教育推進懇談会」が開催されました。

 協議会、懇談会では、主に平成21年度の事業計画が話し合われ、愛南町、愛南町教育委員 会において、8月22日に愛南町と新居浜市の児童等の防災学習交流会の実施、8月23日に徳島 大学名誉教授 村上仁士 先生をお迎えした防災フォーラムの開催等が提案され了承されま した。

 また、愛媛大学からは「四国防災八十八話」感想文コンクールの参加協力等を、大洲河川 国道事務所からは出前講座、現場見学会が提案され、了解されました。

 なお、「四国防災八十八話感想文コンクール」は、愛媛県内の小中学校で、学校単位もし くはクラス単位での参加も歓迎しますので、参加ご希望の方はメルマガ事務局までご連絡く ださい。参加いただける学校には、「四国防災八十八話」の冊子等を贈呈しています。感想 文の締め切りは来年1月中旬で、2月以降に表彰式を行う予定にしております。


第96号  2009.7.14

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<報告>建設業BCP認定制度の制度設計の議論がはじまりました

<報告>建設業BCP認定制度の制度設計の議論がはじまりました

 7月10日、四国地方整備局災害対策室で第2回建設業BCP懇談会が開催されました。

 この懇談会において、事務局の四国地方整備局より建設業BCP認定制度のイメージ(案) が示されました。これによると、大学、行政による四国建設業BCP等審査会(仮称)を設置 し、審査、認定することとしています。認定を受けた企業には2年間有効の認定証を発行す ることとしています。

 また、スケジュール(案)も示され、8月末までに審査会を設立、下半期から審査受付を 開始することとしています。審査は、半期毎に認定が行われる模様です。今回の認定は、先 に関東地方整備局が発表した「建設会社における災害時の事業継続力審査要領」を準用する 方向で運用される模様です。

 懇談会での意見交換では、本格的なBCPの策定に向けて、出来るだけ多くの企業が認定を 受けられるような水準での認定が必要ではないかのかといった意見が出されていました。
 総合評価への反映については、整備局としては何らかのインセンティブの付与を検討する 必要があると考えているが、整備局が別途設置している「総合評価委員会」の議論を踏まえ て判断することになるとの見解でした。


第95号  2009.7.13

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<案内>防災情報研究センター・バンドン工科大学地球科学部間国際交流セミナーの開催

<案内>防災情報研究センター・バンドン工科大学地球科学部間国際交流セミナーの開催

 愛媛大学理学部とバンドン工科大学地球科学部(インドネシア)との交流協定の調印のため に、Lambok学部長をはじめとする代表団が来学されます。
 この機会に、インドネシアにおいて環境や災害に関連した研究・教育に携わっているお二 人の先生をお招きし、下記のセミナーを企画しました。現地の研究者のお話を聞けるまたと ない機会ですので、多数の方のご出席をお待ちしております。
              
                    記
 主催:愛媛大学防災情報研究センター
 日時:平成21年7月22日(水) 15:00〜17:00
 場所:愛媛大学地域創成研究センター ミーティングルーム
    (あいだいミューズ3階)
 定員:25名
 プログラム:
  1.開会挨拶   柏谷 増男 防災情報研究センター長
  2.『インドネシアの斜面災害の地質要因とリスクマップの発展』
          イマム サディスン博士(Dr. Imam A. Sadisun)
      バンドン工科大学地球科学部大学院教育プログラム委員長
  3.『インドネシアの水理地質』
        ランボク フタソイト博士(Dr. Lambok M. Hutasoit)
                  バンドン工科大学地球科学部長
  4.閉会挨拶   鳥居 謙一 防災情報研究センター副センター長
 
  ※当日の講演は、英語で行われます。(簡単な通訳あり)
 
 【申し込み・問い合わせ先】
  「防災センター・バンドン工科大交流セミナー申し込み」と明記の上、氏名、所属、
 連絡先を添えて、下記までお申し込み下さい。(定員に達し次第締め切ります)
  愛媛大学社会連携支援部 社会連携課
  社会連携拠点チーム(防災情報研究センター担当)
  Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
  Tel:089-927-8142
  Fax:089-927-8820


第94号  2009.7.9

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<報告>「とよはし防災リーダー育成講座開講記念 防災講演会」で講演しました。

<報告>「とよはし防災リーダー育成講座開講記念 防災講演会」で講演しました。

 さる7月3日、「とよはし防災リーダー育成講座開講記念 防災講演会」(主催:愛知県豊 橋市)で鳥居副センター長が「四国の防災文化と事業継続計画」と題して、四国防災八十八 話の紙芝居を交えながら講演を行いました。

 豊橋市では昨年8月末、1時間雨量76oを記録する豪雨により中小河川が氾濫し、床上浸水 126戸、床下浸水214戸が発生しました。このため、集中豪雨への防災意識が高まっています。

 防災リーダーの育成は、自治会長と自主防災組織の会長が重複している地区が多いため、 自治会長の負担を軽減するとともに、両者で役割分担・連携することにより自主防災組織を 活性化することが1つの目的になっています。昨年より始められ、毎年60名の防災リーダー を育成されており、防災士の認定を取られる方もいらっしゃいます。

 豊橋市の防災文化として、海岸堤防に、ほぼ等間隔に建立されたお地蔵様を視察させてい ただきました。このお地蔵様は、昭和28年台風13号により決壊した海岸堤防の復旧工事の後、 堤防巡視の1つのアクセントとして建立されたものであるとご説明いただきました。

 ちなみに、昭和28年台風13号による伊勢湾沿岸の高潮被害により、現在の3面張りの海岸 堤防の形式が確立されました。

 梅雨末期の集中豪雨にはくれぐれも注意しましょう。


第93号  2009.7.1

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<報告>平成20年度活動報告会を開催しました。(後編)

<報告>平成20年度活動報告会を開催しました。(後編)

 今回の報告会には、県内外より、土木分野の企業や行政の防災担当者など、約150人にご 出席いただき、配布したアンケートの集計(91通回収)の結果、センターの活動状況に対して 75%の方に、非常に良い・まあまあ良いと回答していただけました。そして、今後、力を入 れるべき活動(複数選択可)として、防災教育(66%)、防災講演会(46%)、企業のBCP(34%) が挙げられ、住民自体の防災活動を促すような活動をして欲しい、四国におけるBCPの普及 は当センターにかかっている、といった要望や期待が寄せられました。
 また、今回の南課長の講演について、経験者が語る内容はとても参考になる、危機管理に 役立てたいと、大変好評をいただき、今後希望する講演会のテーマ(複数選択可)を伺った結 果も、地震災害(54%)に次いで、土砂災害(53%)が選ばれました。
 もう少し民間人を利用した活動を行うべきという意見や、地域密着で全面に出てもらいた いといった意見があり、これらを踏まえて、「地域と連携し、安全・安心を確保する」をモ ットーに、今後のセンターの活動を展開していきたいと思います。
 今後とも、防災情報研究センターの活動へのさらなるご指導・ご支援を賜りますよう宜し くお願い申し上げます。


第92号  2009.6.29

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<案内>第1回 愛媛大学GIS研究会開催のご案内

<案内>第1回 愛媛大学GIS研究会開催のご案内

       <防災情報研究センター平成21年度第1回研究会>
         第1回 愛媛大学GIS研究会の開催のご案内
 GIS(Geographic Information System:地理情報システム)とは、コンピュータ上で、 事物の位置情報に、さまざまな情報(属性データ)を与えて、それらを解析し、視覚化し た表現を可能にするシステムで、防災や環境の自然科学分野のみならず、社会科学、都市 計画、考古学、商業流通、医療科学など多方面で活用されています。
 本学内でも、諸分野の研究で活用されていますが、教員相互のデータの共有や情報交換 は十分でないようです。そこで、学内の教員・学生に加え、民間コンサル、地方自治体、 国土地理院などからなる産官学連携をめざし、GIS関連の研究の情報交換と人材養成を目 的に、愛媛大学GIS研究会を設立し、下記の要領で第1回研究会を開催することになりま したので、お知らせ致します。
 多数のご参加をお待ちしております。

                 記

 日 時:平成21年7月8日(水) 15:00〜17:00
 場 所:愛媛大学社会連携推進機構 2階 研修室
 プログラム:
  <第一部 講演とメッセージ>
  1.「基盤地図情報整備の現状と今後」 
        田中 仁志 (国土地理院四国地方測量部・地理空間情報管理官)
  2.「高知におけるGIS取り組み状況」    高木 方隆(高知工科大学 教授)
  3.「GISを用いた広域地すべりデータベース・解析研究 
                    ―中央ネパールと四国を事例に―」
             バンダリ ネトラ(愛媛大学大学院理工学研究科 助教)
  4.メッセージ「愛媛のWeb GISについて」
        堤 純(愛媛大学法文学部・准教授・現在モナーシュ大学にて
                                在外研究中)
  <第二部 議論>
  1.「愛媛大学におけるGISについて」
                山岸 宏光(愛媛大学社会連携推進機構・教授)
  2.「GIS_day_in_Shikoku」の開催について−体制、日程、内容、役割分担など
  3.今後の活動計画 −ホームページの開設、研究会の開催など
  4.そのほか、自由討論

 対 象:教員・学生・一般の方など、GISに興味のある方でしたら、どなたでも
     ご参加下さい。
 定 員:30名
 参加申し込み:
  所属・氏名・連絡先(メールアドレス等)を記載の上、下記までメール又は
  ファックスにてお申し込み下さい。(定員に達し次第締め切ります。)
  
   愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム
    Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
    Fax :089-927-8820
    Tel :089-927-8142


第91号  2009.6.25

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<案内>「四国防災八十八話」紙芝居が四国4県のNHKで放映されます。

<案内>「四国防災八十八話」紙芝居が四国4県のNHKで放映されます。

 先日ご案内したとおり、本日まで愛媛県内で放映されている「四国防災八十八話」紙芝居 ですが、早速、四国4県向けに放映が決まりました。是非、ご覧下さい。

  □放送日:6月29日(月)〜7月2日(木) ※前半4話
       7月 6日(月)〜7月9日(木) ※後半4話

  □放送時間:15:12〜15:15 総合テレビジョン ( ※各話共通)

  □各話の放送日時
6月29日(月)…「四度目の成功」
        30日(火)…「おろよ おろよ」
  7月 1日(水)…「大水がくるぞ」
    2日(木)…「おそろしかった3日間」

     7月 6日(月)…「真っ暗な中の明かり」
    7日(火)…「弟のおかげ」
   8日(水)…「あの時すぐ逃げていれば」
    9日(木)…「電柱に救われる」

  ※国会中継放送の為、休止の場合は、放送を予定していた週の金曜日の同時刻に放送。
   2話以上休止する場合は、放送を予定していた週の土曜日、18:42〜18:45(総合テレ
   ビジョン)にて放送するとのことです。