防災情報研究センターニュース

第160号 2011.4.5

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<ご案内@>愛媛県建設業審査会が開催されました。
<ご案内A>東北地方太平洋沖地震に関する現地調査について

<ご案内@>愛媛県建設業審査会が開催されました。

 平成23年3月27日に愛媛県建設業審査会が開催され、平成24年度を目処に県発注の総合 評価落札方式でのBCP認定を加点評価する見通しが示されました。

 これとは別に、えひめ建設業BCP等審査会を3月14日に設立しており、第1回県認定は、 県の一般土木A等級を対象にしており、申請受付を4〜5月に予定しています。

 なお、整備局認定(四国建設業BCP等審査会)を受けた企業は、整備局認定の有効期限内 において、県認定を受けたものと見なすとしています。

 建設業BCP懇談会愛媛県部会では、県の取組みを支援するため、今年度のえひめ建設BCP 研究会の開催を3回予定しており、150社の受講が可能な体制を確保しました。

<ご案内A>東北地方太平洋沖地震に関する現地調査について

 四国地方整備局と(社)土木学会四国支部が協力して、東北地方太平洋沖地震・津波に よって甚大な被害を被った東北地方の被災地調査を行いました。

 当センターからは、木下誠也(東南海・南海地震部門長)と岡村未対(地域防災シス テム部門)の2名が調査団に参加しました。

 調査団は、3月31日(木)と4月1日(金)の2日間、仙台平野の沿岸部(仙台空港周辺を含 む)や塩釜港周辺、石巻港周辺において、津波の痕跡や被害特性等を調査し、四国にお ける津波対策に緊急的に反映させるべき事項等について把握します。

なお、4月12日に整備局において四国内各大学や四国地方整備局関係者、各県・市町村 の防災担当者を対象とした調査団報告会が予定されており、翌13日には、当センターと しての報告会の開催を予定しています。

 当センターの報告会の詳細については、決定次第ご案内いたします。


第159号 2011.3.25

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<ご案内>松山国際フォーラム「ネパール観光年2011の推進をめざして」延期のお知らせ

<ご案内>松山国際フォーラム「ネパール観光年2011の推進をめざして」延期のお知らせ

 2月22日付けのメルマガ第151号でご案内しておりました、明日の「ネパール観光年2011」 の開催ですが、当分の間、延期することと致しました。直前のご報告になりましたことを、 お詫びいたします。なお、開催日については、東日本の復興状況を見ながら、改めて決定 しお知らせいたします。


  <メルマガ第151号>
    松山国際フォーラム「ネパール観光年2011の推進をめざして」
        “Nepal:A Land of Nature and Culture”

 ヒマラヤに抱かれた東洋文明発祥の地(ブッダの生誕地)であるネパールは、2011年 を国際観光年と定めて、ネパール観光の推進を図っています。そのため、日本の数カ所 で観光フォーラムの開催を予定しているところであり、中国・四国地域でも松山市にお いて、下記の通り、松山国際フォーラムを開催します。
 ネパールの美しい自然や長い歴史に裏打ちされた文化を理解する上で、また、ネパー ルに関心を持つ多くの方々が集い、情報を交換する上で良い機会でもあります。
 多数の方のご参加をお待ちしています。
                  松山国際フォーラム実行委員会
                   愛媛大学国際連携推進機構長 矢田部龍一

                  記


【主 催】 愛媛大学国際連携推進機構、駐日ネパール大使館
【日 時】 2011年3月26日(土) 10:00〜14:00(9:30から受付)
【会 場】 一部 愛媛大学グリーンホール
      二部 愛媛大学ミュージアムガーデン(雨天時は愛媛大学大学会館3階)
【参加費】 無料
【定 員】 200名
【申込み】 参加を希望される方は、住所、氏名、所属、TEL、E-mailを明記の上、
      メール又はFAXで下記へお申し込み下さい。《3月11日(金)締切》
       愛媛大学 国際連携課  前川
       E-mail:kokuki@stu.ehime-u.ac.jp  
       FAX:089-927-8967  TEL: 089-927-8959

【内 容】
 10:00〜12:00 一部 「特別講演・ネパール観光推進講演」
           (会場:愛媛大学グリーンホール)
  開会挨拶  駐日ネパール大使館大使  ガネッシュ・ヨンザン
        愛媛大学長        柳澤康信
  来賓祝辞

  特別講演  「ネパールの現状と開発への課題」
                      ネパール前首相  マダブ・ネパール

  講  演  「ネパールの自然、文化と観光」
            愛媛大学大学院理工学研究科・助教  ネトラ・バンダリー
        「アジア精神文明発祥の地・ネパールの持続的発展を目指して」
                      愛媛大学理事・副学長  矢田部龍一
        「ネパールの観光年の推進に当たって」
                 駐日ネパール大使館公使  ドゥルガ・スベディ

  閉会挨拶  愛媛大学理事・副学長  矢田部龍一

 12:00〜14:00 二部 「ネパールの食、文化、自然を満喫」
           (会場:愛媛大学ミュージアムガーデン)
   ネパールの食文化体験、ネパールの踊り、ネパールの文化と自然パネル展



第158号 2011.3.14

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<ご案内>愛媛県建設業等BCP審査会が設立されました

<ご案内>愛媛県建設業等BCP審査会が設立されました

 3月14日に愛媛県議事堂建設委員会室で「愛媛県建設業等BCP審査会」の設立会が開催 されました。都道府県版のBCP認定制度であり、全国で初めての試みになります。

 趣旨説明、要綱説明に続き、会長に選出された柏谷増男先生(建設業BCP懇談会愛媛県 部会長)は、「今回の東北関東大震災においても、これから救援・復興において建設業 は主要な役割を担う。その前提として、職員・家族の安否、会社の対応拠点の確保は重 要である。多くの会社にBCPの認定を受けてもらいたい」とあいさつされました。

 第1回県認定は、県の一般土木A等級を対象にしています。
 第1回は4〜5月申請受付(予定)、7〜8月審査会(予定)となっています。

 なお、整備局認定(四国建設業BCP等審査会)を受けた企業は、整備局認定の有効期 限内において、県認定を受けたものと見なすとしています。  


第157号 2011.3.11

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<ご案内>松山市の新しい防災マップが完成しました。

<ご案内>松山市の新しい防災マップが完成しました。

 この度、松山市では平成17年度に作成した防災マップを大改訂し、新しい防災マップ を作成しました。当センターは、この防災マップの作成のために松山市が設置した「防 災マップワーキング」のリーダーとして鳥居謙一センター長、サブリーダーとして高橋 治郎副センター長が参加するとともに、作成に全面的に協力してきました。


 今回の改定に当たっては、「松山市の防災マップはどうあるべきか」という観点から も検討された結果、松山市の災害を踏まえた地域色の強い冊子となっています。今後こ の冊子が広く活用され、松山市民の防災力が向上することが期待されます。


 また、防災マップの作成に伴って作成されたGISデータの利活用について、今後松山市 と検討したいと考えています。


第156号 2011.3.8

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<ご案内>第4期えひめ建設BCP研究会の参加企業の募集

<ご案内>第4期えひめ建設BCP研究会の参加企業の募集

建設業BCP懇談会愛媛県部会は、BCP策定を志す愛媛県内の建設会社等を支援するため、
下記要領で「第4期えひめ建設BCP研究会」の参加企業を募集します。
 参加を希望する企業は、事務局までお申し込みください。
 なお、愛媛県では建設業BCP等の認定を平成23年度から予定しており、広く県内の建設 会社の方々にBCPに取り組んでいただくため、平成23年度は今回を含め年2回、全体で愛 媛県における「一般土木工事」の「A等級」の約150社を対象に研究会を行うこととして おりますので、積極的に参加してください。


1.募集期間
   平成23年3月8日〜平成23年3月24日


2.募集対象企業
   ○国土交通省四国地方整備局における平成21・22年度一般競争参加資格の内、
    @「一般土木工事」の「C等級」に認定されており、愛媛県内に営業拠点(建設
      業法の土木一式工事の許可を有する本店)を有する者。
    A「アスファルト舗装工事」の「B等級」に認定されており、愛媛県内に営業拠
     点(建設業法のほ装工事の許可を有する本店)を有する者。
   ○愛媛県における平成21・22年度一般競争入札の内「一般土木工事」の「A等級」
    に認定されており、愛媛県内に営業拠点(建設業法の土木一式工事の許可を有す
    る本店)を有する者。
   ◯国県市町と災害協定を締結している建設コンサルタント,測量調査会社・地質調
    査会社(愛媛県内本社)


  ※応募多数の場合には、国・県の業務継続を支援するため、国・県と災害協定を
   締結している企業を優先させていただきます。


3.研究会日時 <東・中・南予の3会場に分けて開催します>
   第1回:東・中・南予すべて:4月7日 13:00〜17:00
   第2回:東予:4月25日、中予:4月26日、南予:4月28日 13:00〜16:00
   第3回:東予:5月16日、中予:5月17日、南予:5月19日 13:00〜16:00
   第4回:東予:6月1日、 中予:6月2日、 南予:6月3日  13:00〜16:00


4.会場
   第1回目は、東中南予地区統一で、愛媛大学南加記念ホールで行います。
   第2回目以降は、下記の会場に分かれます。
    東予:新居浜建設会館(新居浜市北新町2-37)
    中予:愛媛大学メディアホール(松山市文京町3番)
    南予:西予建設会館(西予市宇和町卯之町4-700)
       

5.定員
   各会場とも建設会社25社、測量設計調査コンサルタント関係若干。1企業2名まで。


6.会費
   1企業30,000円(ただし、通信費・資料印刷費・外部講師謝金として)


7.申し込み方法
   会社名、会社所在地、参加者の役職・氏名、連絡先(TEL、FAX、Mail)、希望会
  場(東・中・南予)を明記の上、メールまたはFAX等で下記の事務局までお申し込み
  下さい。


8.申し込み・問い合わせ先
  (事務局)
    愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム
    FAX:089-927-8820  Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp 


9.その他  
   4回の研究会に参加した方には、土木施工管理技士会のCPDS単位が1回3単位(計12
  単位)が付与されます(予定)。(ご本人が欠席された回の単位は、代理の方が出席さ
  れても付与されませんので、ご了承下さい。)
   

      (活動内容)
1)参加企業は、「災害時の事業継続力認定審査要領」(四国地方整備局)に基づき、
  自社において毎月「確認項目」注1)を2項目ずつ作成する。
2)研究会では、参加企業は作成上の課題について報告し、参加企業、建設業BCP懇談会
  愛媛県部会の参加者からアドバイスを受ける。さらに、次回までに作成を予定して
  いる「確認項目」のポイントについて建設業BCP懇談会愛媛県部会が解説する。
3)参加企業は、今後のBCP普及のために必要な情報を収集するために研究会が課すレ
  ポートを毎回提出する。


(その他)
  研究会に参加する企業は、以下の点についてご承諾いただく必要があります。
 @BCP策定に全社を挙げて取り組む意欲があり、第1回研究会までに社内の策定体制を
  確立し、BCP策定の基本方針を決定していること。注2)
 A社内にBCP策定責任者を選定し、定期的に開催される研究会に毎回出席させること。
 B研究会に提出したレポートを統計的に処理したデータを建設業BCP懇談会愛媛県部
  会が公表すること。
 C建設業BCP懇談会愛媛県部会から要請があった場合、シンポジウム、学会等で自社
  の取り組みについて発表し、また次期研究会に講師として参加すること。
 注1):「確認項目」は、「災害時の事業継続力認定審査要領」(四国地方整備局)
     の「4−1評価内容」の「確認項目」を指します。
 注2):策定体制、基本方針は、「愛媛県BCPステップアップ・ガイド」第2部<ス
     テップ12>を参照にしてください。「愛媛県BCPステップアップ・ガイド」
     は、同名で検索するか、次のホームページアドレスより確認することがで
     きます。
     http://www.pref.ehime.jp/h30100/bcpstepupguide/index.htm 


(お知らせ)
  建設業BCP懇談会愛媛県部会では、研究会に参加した企業の内から優秀なBCPを策定
  した企業を表彰する制度を設けております。 


 ※「7.申し込み方法」に関して追加
  申し込みの際には、会社名、会社所在地、参加者の役職・氏名、連絡先(TEL、FAX、
  Mail)、希望会場(東・中・南予)に加えて、災害協定の有無(有りの場合は、協定先)
  も明記してお申し込み下さい。
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第155号 2011.3.3

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<ご案内@>防災センター兼任教員の江崎農学部教授の退職記念講演会の開催案内
<ご案内A>防災キャラバン−防災センター・松前町連携防災講演会−の開催案内

<ご案内@>防災センター兼任教員の江崎農学部教授の退職記念講演会の開催

 防災情報研究センター地域防災システム研究部門長の江崎次夫農学部教授が今年度で 退職されます。農学部主催で、下記の通り江崎教授他3名の退職記念講演会が開催されま すのでご案内します。どなたでも参加できるとのことですので、ふるってご参加下さい。


【退職記念講演会】
 日 時:平成23年3月18日(金) 14:00〜
 場 所:農学部大講義室(樽味キャンパス正門入って右) 松山市樽味3丁目5番7号
     キャンパス案内URL http://www.ehime-u.ac.jp/access/tarumi/index.html
 講演者:1.江崎 次夫 農学部教授 『私の歩み』
     2.木場 洋次郎 農学部教授『大学での学びと想い』
     3.山下 淳 農学部教授  『モノ作り,41年を顧みて』
     4.若松 伸司 農学部教授 『愛媛大学農学部における大気環境科学研究』
 

 ※事前参加申し込み不要です。


<ご案内A>防災キャラバン−防災情報研究センター・松前町連携防災講演会−の開催

 愛媛大学防災情報研究センターでは、東南海・南海地震研究部門の設置を記念して、 愛媛県下の市町と連携して各地で防災講演会の開催を計画しております。
 今回は、下記の内容で松前町で開催しますので、ご案内致します。多数のご参加を お待ちしております。
   

                   記
     

        防災キャラバン−災害に強い地域作り−
     愛媛大学防災情報研究センター・松前町連携防災講演会


 日 時:平成23年3月19日(土)  13:00〜15:00
 場 所:松前総合文化センター広域学習ホール (伊予郡松前町大字筒井633番地)
 後 援:国土交通省松山河川国道事務所、愛媛県、(社)四国建設弘済会
 プログラム
  開会挨拶         愛媛大学防災情報研究センター長 鳥居 謙一
  講演 『マスメディアの立場から見た地域防災について』
                         松前町長 白石 勝也 氏
     『どうして液状化が起こったのか〜あなたの地域は大丈夫?〜』
             愛媛大学防災情報研究センター 教授 岡村 未対
     『松前町の地域防災力に関するアンケート調査結果報告』
            愛媛大学防災情報研究センター 准教授 松本 美紀
     『家庭力と地域力の向上による自然災害への備え』
            愛媛大学防災情報研究センター 教授 矢田部 龍一
  閉会挨拶       愛媛大学防災情報研究センター 教授 木下 誠也 
 

  ※事前参加申し込み不要です。
 <問い合わせ先:愛媛大学社会連携拠点チーム kensien@stu.ehime-u.ac.jp >


第154号 2011.3.2

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<ご報告>「四国における地震・津波フォーラム」が開催されました

<ご報告>「四国における地震・津波フォーラム」が開催されました

 昨年のチリ地震津波の1周年にあたる2月28日に、四国地方整備局災害対策室で、行政 関係者等約100名が参加し、「四国における地震・津波フォーラム」〜「平成22年2月28日 来襲津波」の教訓 巨大津波から命と財産を守る〜が開催されました。


 このフォーラムは、昨年の津波を契機に発足した「四国における地震津波対策アドバ イザリー会議」(座長:大年 邦雄 高知大学教授)が取りまとめた『「2010年2月チリ 中部沿岸を震源とする地震」による津波への四国地域防災行動調査報告書』の発表会を 兼ねています。


 フォーラムは2部構成でおこなわれ、第1部では、報告書にもとづき四国に来襲した津 波の特性、行政・住民の対応が報告され、当センターの森准教授が愛媛県内の住民避難 の実態について報告しました。


 第2部では、報告書に盛り込まれた10項目の提言を受けて「巨大地震・津波に対して、 今、我々がなすべきこと」と題して、@住民の確実な避難行動に結びつけるために、 A四国の総合的な防災力強化と連携のありかた、について意見交換が行われました。


 意見交換では、住民の確実な避難行動のためには、@避難勧告等のあり方、A防災教 育、防災訓練の重要性、が確認されました。また、防災力強化および連携については、 @被害を軽減する防災施設の整備を確実に進めるとともに、被災を想定した対応を事前 に検討すること、A産官学が連携することが重要であり、今回のアドバイザリー会議の 対象を自然災害に拡大して常設化することを検討することが確認されました。


第153号 2011.2.28

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<ご案内>「ニュージーランド地震被害調査報告会」を開催します。

<ご案内>「ニュージーランド地震被害調査報告会」を開催します。

 平成23年2月22日に、ニュージーランド南島のクライストチャーチでM6.3の大きな地 震が発生しました。建物の崩壊や、死傷者・行方不明者等の多方面での被害が発生し、 ニュースでも連日報道がなされています。


 防災情報研究センターでは、兼任教員の森 理工学研究科准教授が、3月1〜9日の日程 で現地に入り被害調査を行います。


 つきましては、下記の要領で報告会を開催しますので、お知らせいたします。 多数のご参加をお待ちしております。


             記


 日 時:平成23年3月10日(木) 16:00〜17:00
 場 所:愛媛大学社会連携推進機構 2階 研修室

 報告者:愛媛大学防災情報研究センター 森 伸一郎
      (理工学研究科 准教授 ※地震工学専門)


<参加申し込み>
 所属・氏名・連絡先(メールアドレス、TEL)を添えて、
 下記までメールまたはFAXにてお申込み下さい。


 愛媛大学社会連携支援部 社会連携課
 社会連携拠点チーム 津守 玲子
 Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
 TEL:089-927-8142  FAX:089-927-8820

第152号 2011.2.23

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<ご報告>「愛媛地域防災力研究連携協議会設立記念講演会」を開催しました。

<ご報告>「愛媛地域防災力研究連携協議会設立記念講演会」を開催しました。

 平成23年2月15日(火)の13:00〜16:30に、愛媛大学南加記念ホールにおいて、愛媛地 域防災力研究連携協議会設立記念講演会を開催しました。愛媛県下20市町の防災担当者 や松山市自主防災組織など、200名近い皆様にご参加いただきました。


 第一部では、京都大学防災研究所 所長の岡田憲夫先生をお迎えし、「地域の実践的 フィールド研究としてみた防災研究の役割」と題して、ご講演いただきました。
 第二部では、下記の3名の方に研究活動に関する発表をしていただきました。
 「12歳教育事業」(西条市立多賀小学校校長 安藤宏幸 氏)
 「松山市防災マップについて」(松山市消防局 池田篤司 氏)
 「チリ地震における四国の住民避難行動の特徴」(防災センター 森伸一郎 准教授)

 東南海・南海地震の発生が懸念されるなか、自主防災組織の結成は高まりつつありま す。この自主防災組織が地域で浮いてしまわないように、地域に根付く活動をするため には、大学や行政の連携が重要であり、参加者は熱心に講演に聴き入りこれからの産・ 官・学・民の連携について学びました。
 今後、この協議会設立を機に、愛媛県下20市町と大学・県・国が連携し、地域防災力 を向上させるために研究活動を展開していきます。


第151号 2011.2.22

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<ご案内>松山国際フォーラム「ネパール観光年2011の推進をめざして」開催のご案内

<ご案内>松山国際フォーラム「ネパール観光年2011の推進をめざして」開催のご案内

松山国際フォーラム「ネパール観光年2011の推進をめざして」
        “Nepal:A Land of Nature and Culture”


 ヒマラヤに抱かれた東洋文明発祥の地(ブッダの生誕地)であるネパールは、2011年 を国際観光年と定めて、ネパール観光の推進を図っています。そのため、日本の数カ所 で観光フォーラムの開催を予定しているところであり、中国・四国地域でも松山市にお いて、下記の通り、松山国際フォーラムを開催します。
 ネパールの美しい自然や長い歴史に裏打ちされた文化を理解する上で、また、ネパー ルに関心を持つ多くの方々が集い、情報を交換する上で良い機会でもあります。
 多数の方のご参加をお待ちしています。
                  松山国際フォーラム実行委員会
                   愛媛大学国際連携推進機構長 矢田部龍一


                  記


【主 催】 愛媛大学国際連携推進機構、駐日ネパール大使館
【後 援】 未定
【日 時】 2011年3月26日(土) 10:00〜14:00(9:30から受付)
【会 場】 一部 愛媛大学グリーンホール
      二部 愛媛大学ミュージアムガーデン(雨天時は愛媛大学大学会館3階)
【参加費】 無料
【定 員】 200名
【申込み】 参加を希望される方は、住所、氏名、所属、TEL、E-mailを明記の上、
      メール又はFAXで下記へお申し込み下さい。《3月11日(金)締切》
       愛媛大学 国際連携課  前川
       E-mail:kokuki@stu.ehime-u.ac.jp  
       FAX:089-927-8967  TEL: 089-927-8959

【内 容】
 10:00〜12:00 一部 「特別講演・ネパール観光推進講演」
           (会場:愛媛大学グリーンホール)
  開会挨拶  駐日ネパール大使館大使  ガネッシュ・ヨンザン
        愛媛大学長        柳澤康信
  来賓祝辞


  特別講演  「ネパールの現状と開発への課題」
          ネパール前首相  マダブ・ネパール


  講  演  「ネパールの自然、文化と観光」
          愛媛大学大学院理工学研究科・助教  ネトラ・バンダリー
        「アジア精神文明発祥の地・ネパールの持続的発展を目指して」
          愛媛大学理事・副学長  矢田部龍一
        「ネパールの観光年の推進に当たって」
          駐日ネパール大使館公使  ドゥルガ・スベディ


  閉会挨拶  愛媛大学理事・副学長  矢田部龍一


 12:00〜14:00 二部 「ネパールの食、文化、自然を満喫」
           (会場:愛媛大学ミュージアムガーデン)
   ネパールの食文化体験、ネパールの踊り、ネパールの文化と自然パネル展