防災情報研究センターニュース

第150号 2011.2.3

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<ご報告>八幡浜市で「防災キャラバン-災害に強い地域づくり-」を開催しました

<ご報告>八幡浜市で「防災キャラバン-災害に強い地域づくり-」を開催しました

 平成23年1月30日(日)10時〜12時に、愛媛県八幡浜市にある八幡浜市文化会館「ゆめ みかん」において、八幡浜市と共催で防災キャラバンを実施しました。200名を超える八 幡浜市民の皆様に参加いただきました。
 講演は、以下の3題です。
 「今、自主防災組織に求められていること」(高橋治郎 副センター長)
 「八幡浜市の地域防災力に関するアンケート調査結果報告」(松本美紀 准教授)
 「家庭力と地域力の向上による自然災害への備え」(矢田部龍一 部門長)


 60%以上の確率で発生するといわれている東南海・南海地震に備えて、今後地域がどの ような防災対策に取り組んでいくのか、参加者は熱心に講演に聴き入りこれからの防災 について学びました。


 この防災キャラバンは愛媛県の市町で展開していきたいと考えています。
 次回は、3月19日に松前町で開催いたします。


第149号 2011.1.17

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<ご案内>愛媛地域防災力研究連携協議会設立記念講演会の開催案内

<ご案内>愛媛地域防災力研究連携協議会設立記念講演会の開催案内

 昨年8月に愛媛大学防災情報研究センター主催で開催した「えひめ防災フォーラム2010」 の際に提言し、設立を目指していた愛媛地域防災力研究連携協議会ですが、本年1月1日 をもって設立しました。
 そこで、この度、京都大学防災研究所 所長の岡田 憲夫教授をお招きし、設立記念講 演会を下記の要領で開催する運びとなりましたので、お知らせします。
 多数の方のご参加をお待ちしております。

                 記

 日時:平成23年2月15日(火)  13:00〜17:00(受付12:30〜) ※17:00〜懇親会
 場所:愛媛大学南加記念ホール (正門入って右手の建物)
 主催:愛媛地域防災力研究連携協議会
 定員:200名

 プログラム
  <13:00〜15:00> 第1部 記念講演会
   1.挨拶                   愛媛大学長 柳澤 康信
   2.来賓挨拶               愛媛県知事 中村 時広 氏
   3.愛媛地域防災力研究連携協議会設立について
      防災情報研究センター 東南海・南海地震研究部門長 木下 誠也
   4.記念講演
     「地域の実践的フィールド研究としてみた防災研究の役割」
                 京都大学防災研究所 所長 岡田 憲夫 氏
   〜休憩〜
  <15:00〜17:00> 第2部 研究会活動に関する発表
    
  <懇親会> 
    時間:17:00〜
    場所:大学会館(学食)2階 リーセス
    会費:2,000円(予定) 
   ※当日ご講演いただいた岡田先生などを囲む、立食の懇親会ですので、
    お気軽にご参加下さい。

 【問い合わせ・申し込み先】
   氏名・所属・連絡先、懇親会への参加の有無を記載の上、下記までメール又は
  FAXにてご連絡下さい。

   愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム
      筒井 隆 / 津守 玲子
   E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
   TEL:089-927-8142   FAX:089-927-8820


第148号 2011.1.14

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<ご報告>1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」で、ぼうさい大賞を受賞しました

<ご報告>1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」で、ぼうさい大賞を受賞しました

 兵庫県と毎日新聞社などが主催する1.17防災未来賞「ぼうさい甲子園」の表彰式と発表 会が平成23年1月9日(日)に兵庫県公館で開催されました。

 愛媛大学防災情報研究センターは、大学生部門で「ぼうさい大賞」を受賞しました。 平成16年の台風災害を受けて取り組んだ「四国防災八十八話」の編集と漫画化、紙芝居 化、読書感想文コンクールの実施などの幅広い取り組みが評価されてのものです。これ らの活動には、重信川エコリーダー、美術研究会などの学生サークルが大いに協力して くれました。

 表彰式では、協力してくれた学生を代表して、重信川エコリーダーの渡邉部長(農学 部)が井戸兵庫県知事より表彰状を、森井さん(法文学部)が齋藤毎日新聞社大阪編集 局長より記念の盾を戴きました。


第147号 2011.1.5

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<ご案内>台湾八八水害と集集地震による地すべり災害調査報告会開催

<ご案内>台湾八八水害と集集地震による地すべり災害調査報告会開催

 地盤工学会四国支部と愛媛大学防災情報研究センターでは、下記の要領で台湾の大規 模な斜面災害の調査報告会を開催します。一昨年の八八水害により発生した小林村の被 災状況と、11年前の集集地震により発生した草嶺地すべりや九分二山の山体崩壊の発生 直後と現在の復旧状況などについて報告します。多数のご参加をお待ちしております。


 主 催:地盤工学会四国支部愛媛県地盤工学研究会、愛媛大学防災情報研究センター
 日 時:平成23年1月28日(金) 15:30-17:00
 会 場:愛媛大学校友会館2階 会議室(定員50名)

 申込み:氏名、所属、連絡先を添えて、【1月26日(水)】までに下記までメール又は
     ファックスにてご連絡下さい。
      愛媛県地盤工学研究会 中島 淳子
      E-mail : nakajima@cee.ehime-u.ac.jp  FAX:089-927-9817
 参加費:無料


 内 容:
  ・八八水害による小林村の大規模土石流災害と台湾水土保持局の土砂災害管理システム
              鳥居謙一(愛媛大学防災情報研究センター)
              安原英明(愛媛大学大学院理工学研究科)、木下尚樹
  ・集集地震の発災直後ならびに11年後の災害地の概要
              須賀幸一(芙蓉コンサルタント)
              山下祐一(荒谷建設コンサルタント)
  ・蒋介石総統と八田輿一技師に見る中華民国と日本の精神
              矢田部龍一(愛媛大学)、中島淳子
  ・グーグルアースを活用したGISデータベースによるハザードマップ作成
              ネトラ・バンダリー(愛媛大学大学院理工学研究科)
              鳥居謙一(愛媛大学防災情報研究センター)


第146号 2010.12.17

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<ご報告>台湾行政院農業委員会水土保持局と意見交換を行いました。

<ご報告>台湾行政院農業委員会水土保持局と、GISを用いた防災データベース構築に ついて意見交換を行いました。

 平成22年11月29日(月)の9時〜11時に、台南市の水土保持局の会議室で表記の研究打 ち合わせを行いました。黄水土保持局局長の挨拶に続いて、黄博士(逢甲大学ボス博士 研究員)により水土保持局が台湾集集地震後に取り組んできた洪水・地すべり・地震ハ ザードに関するデータベースシステムに関しての報告、次いで、劉教授(国立成功大学) によりグーグルアースを活用した防災データベースの構築についての報告がなされまし た。
 愛媛大学側は、鳥居センター長とネトラ先生が今構築中のグーグルアースを活用し た防災データベースの概要を紹介しました。その後、プレゼン内容に関して意見交換を 行いました。記念品交換後、全員で記念写真を撮り、今後の密な情報交換を約束して、 水土保持局を後にしました。


第145号 2010.12.15

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<ご報告>台湾の国立高雄大学で防災講演会を実施しました。

<ご報告>高雄大学で土木環境工学科教員と学生を対象に防災講演会を実施しました。

 平成22年11月25日(木)の16時〜17時15分に、台湾の高雄市にある国立高雄大学法学 部講義室において土木環境工学科教員と学生を対象に防災講演会を実施しました。教員 の参加者が5名、それに学部学生・大学院生を併せて60名以上の参加者がありました。
 講演は、以下の3題です。
 「愛媛大学防災情報研究センターの南海地震への取り組み」(鳥居謙一教授)
 「ネパールの自然災害研究と防災への取り組み」(ネトラ・バンダリー助教)
 「防災研究を通した高雄大学と愛媛大学の連携の強化」(矢田部龍一理事・副学長)


 台湾でも集集地震、八八水害と甚大な自然災害が発生しており、参加者は熱心に講演 に聴き入り、また活発な質疑がなされました。高雄大学との共同研究も今後検討したい と考えています。


第144号 2010.12.9

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<ご報告>台湾八八水害と集集地震による大規模土砂災害地の調査を行いました。

<ご報告>台湾八八水害と集集地震による大規模土砂災害地の調査を行いました。

 防災情報研究センターでは、11月25日〜29日の日程で、地盤工学会四国支部と連携し、 台湾の八八水害(2009年)と集集地震(1999年)の土砂災害跡地の調査を実施しました。


 11月25日に総勢9名で高雄市を車で出発し、途中、大規模な土砂災害跡地を調査しなが ら北上し、28日の夕方に台北市に到着しました。主な調査地は、八八水害による小林村 の大規模土石流、集集地震による草嶺と九分二山の大規模山体崩壊跡地です。
 小林村の土石流はまだ何の対策もされていなくて、河道確保のために川の堆積土砂の 掘削に取り組んでいるところでした。草嶺と九分二山の地すべりも規模が大きすぎて、 せき止め湖対策以外は大した対策はされておらず、いくらかの継続的観測が実施されて いる程度です。
 なお、25日は八田輿一氏が陣頭指揮して建設した烏山頭ダムを見学し、29日は台湾水 土保持局でグーグルアースを活用した防災データベース構築について意見交換しました。


第143号 2010.11.26

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<ご報告>「地球温暖化と私の暮らし−炭焼き体験から考える−」を実施しました。

<ご報告>「地球温暖化と私の暮らし−炭焼き体験から考える−」を実施しました。

 愛媛大学防災情報研究センターでは、11月20日、21日と標記の行事を実施しました。 参加者は愛媛大学留学生10名、エコリーダー2名、大洲農高生5名、それと愛媛大学、 大洲河川国道事務所、松山河川国道事務所、大洲農高、野村学園、NPO水中メガネなど、 総勢30名を超えました。


 このイベントを通して河畔林としての竹林の役割、竹林の間伐作業の有効性、竹焼きに よる炭素固定などについて学びました。また、地球温暖化と私たちの取り組みについて 各国の代表から発表するとともに、熱心に意見交換を行い、地球温暖化の影響の深刻さ について認識を深めました。更にうどん打ち体験とネパールカレー作りを通して、互い の国の食文化についての理解を深めるなど、各国からの留学生が高校生やNPO、それと 行政や教育関係者と交流を深める場となりました。参加者一同、大いに国際理解を深める ことができた極めて有意義なイベントでした。


第142号 2010.11.15

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<ご案内>防災センター平成22年度第1回特別講演会開催のご案内

<ご案内>防災センター平成22年度第1回特別講演会開催のご案内

 この度、愛媛大学防災情報研究センターでは、地震研究における日本の第一人者で、 内閣府中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」の座長を務められて いる立命館大学の土岐憲三教授をお迎えし、下記の要領で特別講演会を開催致します。  多数の方のご参加をお待ちしております。

                  記

【主催】愛媛大学防災情報研究センター
【後援】国土交通省四国地方整備局、愛媛県、愛媛県教育委員会、松山市、
    松山市教育委員会、四国建設弘済会 他(マスコミ関係)

【日時】平成22年12月11日(土) 13:30〜15:30
【場所】松山市立子規記念博物館 講堂(4階) 
【定員】300名
【参加費】無料

【プログラム】
  開会挨拶          愛媛大学防災情報研究センター長 鳥居 謙一
  T部 特別講演  「地震災害から文化遺産を守る」 
                     立命館大学 教授 土岐 憲三 氏
   (内閣府中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」座長)
  U部 土岐先生に聞く
            聞き手:愛媛大学防災情報研究センター 矢田部 龍一 
 
【参加申し込み】
  所属・氏名・連絡先を添えて,下記までメールでお申し込み下さい。
  [締切:12月3日(金)]
   
 愛媛大学社会連携支援部 社会連携課 社会連携拠点チーム(筒井・津守)
 E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
 TEL:089-927-8142  FAX:089-927-8820


<土岐憲三先生プロフィール>
  立命館大学大学院理工学研究科教授
  立命館大学歴史都市防災研究センター長
  京都大学名誉教授
※略歴  
 昭和41年に京都大学大学院工学研究科博士課程を修了後、京都大学防災研究所
 助手、教授を経て、京都大学防災研究所所長、京都大学総長特別補佐を歴任され、
 現職に至る。
  中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」の座長などを歴任し、
 2006年には、防災功労者内閣総理大臣表彰を受けられる。
  新居浜市出身


第141号 2010.10.29

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<ご案内>「GIS Day in 四国 2010」開催のご案内

<ご案内>「GIS Day in 四国 2010」開催のご案内

 この度,愛媛大学GIS研究会では,GIS技術を広く研究や教育に活用することを目的に, 下記の要領で昨年度にひきつづき『GIS Day in 四国 2010』を開催します。
 今回は,産官学の方々のセミナー講演と,初心者向けGIS実習を行います。 多数の方のご参加をお待ちしております。

                  記

【主催】愛媛大学GIS研究会、愛媛大学防災情報研究センター

【日時・場所】平成22年11月19日(金) 
  午前の部「セミナー」: 9:30〜11:50
      愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール
  午後の部「GIS実習」:12:50〜17:00
      愛媛大学工学部 講義棟4階 コンピューター室
  懇親会『四国GIS交流会』:17:30〜
      セ・トリアン(愛媛大学校友会館1階)

【プログラム】
 <午前の部:セミナー(定員:100名)>
 1.開会挨拶
             愛媛大学防災情報研究センター長 鳥居 謙一
 2.「愛媛大学GIS研究会の紹介」
             愛媛大学GIS研究会 代表 山岸 宏光
 3.「基盤地図情報の活用に向けた取組」
             国土地理院四国地方測量部 次長 清水 乙彦
 4.「地図情報を用いた大震災時火災延焼シミュレーションの構築と減災支援について」
             愛媛大学防災情報研究センター 二神 透
 5.「不動産鑑定評価におけるGISの利用」
             松山不動産鑑定(株) 不動産鑑定士 井東 孝行

 <午後の部:GIS実習(定員:25名)>
 Arc View 9.3.1(基本ソフトとSpatial Analyst)の使い方
             ESRIジャパン(株) 佐藤 宏昭

 <懇親会>
 実習の終了後,『四国GIS交流会』と題する,ささやかな懇親の場を企画しました。
 当日の講師陣などを囲んで,今回のイベントの感想や今後の研究会活動について
 のご意見をいただければと思います。

   時間:17:30? 2時間程度
   場所:『セ・トリアン』(校友会館1階レストラン)
   会費:3,000円(予定)

【参加申し込み】
  所属・氏名・連絡先を添えて,下記までメールでお申し込み下さい。
  午前・午後の部,懇親会について,それぞれ参加希望の有無を明記して下さい。
  【申し込み締切:11月12日(金)】

 ※なお,午後の実習で操作できるPCは25台ですが,
  多数の方に操作をしていただきたいので,申し込み状況によっては,
  2人で1台を操作していただく可能性もあります。ご了承下さい。

 愛媛大学社会連携支援部 社会連携課
 社会連携拠点チーム(愛媛大学GIS研究会事務局)
  E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
  TEL:089-927-8142  FAX:089-927-8820
  
 愛媛大学HP イベントカレンダー からもご確認いただけます。
  http://www.ehime-u.ac.jp/news_event/detail.html?new_rec=7460