防災情報研究センターニュース
第140号 2010.10.20
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<ご案内>「モザンビークの海岸保全とネパールの地盤防災」調査報告会開催のご案内<ご案内>「モザンビークの海岸保全とネパールの地盤防災」調査報告会開催のご案内
この度、下記の要領で、モザンビークの海岸保全とネパールの地盤防災に関する 調査報告会を開催しますので、お知らせ致します。 多数の方のご参加をお待ちしております。記
主 催:国際連携推進機構・防災情報研究センター
日 時:平成22年11月8日(月) 15:00〜16:30
会 場:愛媛大学社会連携推進機構 2階 研修室
定 員:30名
プログラム:
1)モザンビーク国における「気候変動に伴う沿岸域のリスク軽減」プロジェクト
1.JICA-JSPSプロジェクトの概要 防災情報研究センター 鳥居 謙一
2.モザンビーク海岸のGISデータベース構築とGISによる海岸浸食研究
防災情報研究センター 山岸 宏光
3.モザンビーク・ビエラ港における航路浚渫と海岸侵食
−浚渫孔および浅瀬による波変形−
防災情報研究センター 中村 孝幸
4.環境ESD的アプローチを活用した減災教育 農学部 小林 修
2)ネパールの総合防災への愛媛大学の取り組み
1.ネパールにおける総合防災活動 防災情報研究センター 矢田部 龍一
2.ネパールの地すべり災害 理工学研究科 ネトラ P バンダリー
申し込み:所属・氏名を明記の上、下記までメールにてお申し込み下さい。
【締切:11月2日(火)】
愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム 津守
E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
FAX:089-927-8820 TEL:089-927-8142
第139号 2010.10.12
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<ご案内>愛媛大学GIS研究会開催のご案内<ご案内>平成22年度第1回GIS研究会開催のご案内
この度、昨年度に引き続きGIS研究会を開催しますので、お知らせ致します。今回は、防災情報研究センターの鳥居センター長、二神同センターアジア・地域防 災部門長を講師に、研究の場で実際にどのようにGISを活用されているのかについて 発表を行います。。
11月に開催を予定している「GIS Day in 四国2010」についても紹介をしますので、 奮ってご参加下さい。
直前のご案内になり申し訳ございませんが、多数の方のご参加をお待ちしております。
記
日 時:平成22年10月15日(金) 15:00〜17:00
会 場:愛媛大学社会連携推進機構 2階 研修室
定 員:30名
プログラム:
1.「愛媛大学GIS研の経過と今後」 愛媛大学GIS研究会代表 山岸 宏光
2.「Google Earthで視るGISデータ」
愛媛大学防災情報研究センター長 鳥居 謙一
3.「GPSと地図情報を用いた救急・防災への活用事例研究」
愛媛大学総合情報メディアセンター 二神 透
4.質疑応答など
申込先:「愛媛大学GIS研究会参加希望」と明記の上、氏名、所属、連絡先を添えて
下記までメール又はFAXにてお申し込み下さい。
愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム 津守
E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
FAX:089-927-8820 TEL:089-927-8142
第138号 2010.8.9
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<ご案内>第45回地盤工学研究発表会 一般公開プログラムのご案内<ご案内>第45回地盤工学研究発表会 一般公開プログラムのご案内
標記の研究発表会が、8月18日(水)から20日(金)にかけて愛媛大学を主会場に開催 されます。以下の一般公開プログラムがありますので、参加頂けますよう案内申し 上げます。 (実行委員長 矢田部龍一) ≪災害報告セッション≫ 日 時:8月20日(金)T部 9:15〜10:45、U部 11:00〜12:30、V部 13:30〜15:00 会 場:T・U部 共通教育講義棟グリーンホール、V部 共通教育講義棟31番講義室 T部 「来る南海地震に備えて今できること」 U部 「2009年Morakot台風による台湾の被害、2010年チリ地震による被害」 V部 「平成21年7月豪雨による山口・九州北部土砂災害とその教訓」 ≪市民向け特別セッション≫ 日 時:8月18日〜20日 13:00〜15:00 会 場:愛媛大学総合情報メディアセンター・メディアホール 内 容:羽田沖合展開−超軟弱地盤に挑んだD滑走路プロジェクト− 四国カルスト台地を掘る−異常高水圧に挑んだ地芳トンネル− ≪技術展示コーナー≫ 日 時:8月18日〜20日 10:00〜16:00 会 場:愛媛大学大学会館3階 (飲み物コーナー有り) 内 容:地盤工学に関する各種新技術、解析法など ≪特別講演会「地球深部の構造・物質・ダイナミクス」≫ 日 時:8月19日(木) 14:45〜16:00 会 場:愛媛大学南加記念ホール 講 師:入舩 徹男(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター長) ≪会長特別セッション「学術の進歩と地盤工学会」≫ 日 時:8月19日(木) 13:30〜14:15 会 場:愛媛大学南加記念ホール 講 師:地盤工学会会長 日下部 治(東京工業大学教授) ≪男女共同参画特別セッション≫ 日 時:8月19日(木) 11:00〜12:30 会 場:共通教育講義棟23番講義室 内 容:「地盤工学会におけるダイバーシティの実現」 詳細は、http://www.jgs45th.org/を参照ください。 (問合せ先 研究発表会事務局長・理工学研究科 安原英明 hide@dpc.ehime-u.ac.jp)第137号 2010.7.29
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<ご案内>「平成22年ゲリラ豪雨災害報告会」開催のご案内<ご案内>「平成22年ゲリラ豪雨災害報告会」開催のご案内
平成22年の梅雨期には、全国的にゲリラ豪雨災害が頻発し、局地的な豪雨により、 いくつかの特徴的な災害が引き起こされました。愛媛大学防災情報研究センターでは、以下の要領で、これらの自然災害に関する 報告会を開催します。お忙しいこととは存じますが、多数ご参加くださるよう ご案内申し上げます。
記
主 催:愛媛大学防災情報研究センター
日 時:平成22年8月5日(木) 15:30-17:00
会 場:愛媛大学社会連携推進機構 2階 研修室
参加費:無料
申込み:所属、氏名、メールアドレスを明記の上、下記までメールにて
お申し込み下さい。なお、定員(40名)になり次第、締め切ります。
愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム
E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
内 容:
開会挨拶
『平成22年ゲリラ豪雨による特徴的被害』
防災情報研究センター社会基盤整備部門長 矢田部 龍一
(キーワード:全国のゲリラ豪雨と被害概要、高架下道路の冠水による車の水没、 中山間地の小集落を襲った豪雨災害、巨石崩壊、土石流災害)
『現地調査に基づく災害の特徴』
防災情報研究センター長 鳥居 謙一
(キーワード:松山市の内水災害を引き起こす局所地形、
広島県庄原市の土砂災害と避難)
第136号 2010.7.28
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<ご案内>地盤工学会四国支部主催「知ろう! 見よう! 学ぼう! 土木」開催のご案内<ご案内>地盤工学会四国支部主催「知ろう! 見よう! 学ぼう! 土木」開催のご案内
8月18日に地盤工学会四国支部主催で、「知ろう! 見よう! 学ぼう! 土木」と 題する市民向け講演会を以下の要領で開催しますので、お知らせします。小学校高学年でも理解できるように極力平易に、かつ、興味を惹くように講演が なされますので、お知り合い等お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。
記
日 時:平成22年8月18日(水) 13:00〜14:30
場 所:愛媛大学総合情報メディアセンター
内 容:@羽田空港D滑走路〜ハイテク技術が生み出す海の上の滑走路〜
A地芳トンネル〜高水圧との闘いを乗り越えた夢のトンネル〜
併せて、パネル展示とビデオ上映を行います。
【申し込み・問い合わせ】
氏名、連絡先(メールアドレス又はファックス番号)を記載の上、
下記までメール又は、ファックスでお申し込み下さい。
(※児童は学校名と学年も記載して下さい)
Mail:jin@cee.ehime-u.ac.jp
FAX:089-927-9817
TEL:089-927-9820
詳細は地盤工学会四国支部のHPからもご確認いただけます。
http://www.jgs-shikoku.org/info/branch/100707x1
第135号 2010.7.26
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<ご案内>えひめ防災フォーラム2010を開催します<ご案内>えひめ防災フォーラム2010を開催します
この度、国、愛媛県・県内市町の防災責任者と大学関係者が一堂に会し、地域防災力の 向上を目指した行政と大学の連携について討論を行うことを目的に、えひめ防災フォー ラムを開催する運びとなりましたので、ご案内いたします。多数の方のご参加をお待ち しております。記
えひめ防災フォーラム2010−行政-大学連携による防災力の向上を目指して−
主 催:愛媛大学防災情報研究センター
共 催:国土交通省四国地方整備局、愛媛県
後 援:四国防災センター連携協議会、四国建設弘済会、
NHK松山放送局、南海放送局、愛媛朝日テレビ、愛媛新聞社
【日時】 平成22年8月25日(水) 13:30〜16:30 (13:00〜受付開始)
【場所】 愛媛県県民文化会館(ひめぎんホール) 真珠の間
【プログラム】
1.開会挨拶 愛媛大学長 柳澤 康信
2.基調講演 『大規模災害に備える』
国土交通省四国地方整備局 局長 足立 敏之 氏
3.フォーラム 「地域防災力の向上のための行政−大学連携を考える」
コーディネーター:愛媛大学防災情報研究センター長 鳥居 謙一
出席者:四国地方整備局長 足立 敏之 氏
愛媛県県民環境部長 上甲 俊史 氏
愛媛県土木部長 井上 要 氏
愛媛県内各市町長
【定員】 300名
【申し込み・お問合せ先】
「えひめ防災フォーラム2010参加希望」と明記の上、氏名、所属、連絡先
(メールアドレス・電話番号)を添えて、下記までメール又はファックスでお申し込み下さい。
【締め切り:8月16日(月)】
愛媛大学社会連携支援部社会連携課
社会連携拠点チーム 防災情報研究センター担当(筒井・津守)
TEL:089-927-8974
FAX:089-927-8820
MAIL:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
※なお、このフォーラムへの参加者には、土木施工管理技士会の
継続学習制度CPDSの1単位が付与されます。
参加者は当日磁気帯の付いたCPDS技術者証をご持参下さい。
第134号 2010.7.22
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<ご報告>土石流により愚陀仏庵が崩壊しました<ご報告>土石流により愚陀仏庵が崩壊しました
7月12日午前7時半頃、愚陀仏庵(木造2階建て)が土石流により全壊しているのが確認さ れました。愚陀仏庵は夏目漱石が下宿した萩野家の離れを復元したものです。正岡子規も 52日間に渡って漱石と一緒に生活しています。午前6時からの1時間雨量が46.5mmを記録し ました。この時間雨量は7月では過去最大です。崩壊地は松山城が建っている城山の中腹から発生し、100m足らずを流れ下っています。 崩壊源は登山道脇の斜面で、崩壊幅が最大で15m、深さは最深部で3m程度です。地質は和 泉層群で、風化土層と比較的新鮮な砂岩層の境界部がすべり面になっています。
城山は領家花崗岩と和泉層群の境界部に位置しています。松山城が建っている山頂の平 坦部は花崗岩からなる山と和泉層群からなる山の谷部を盛土して造成されています。
城山を歩いてみると所々に崩壊地形が見られます。城山の大半が史跡ですから立派な雑 木林が広がっています。そのため、表層土は根茎によりしっかりと保護されています。
しかし、近年の異常豪雨が崩壊を引き起こしているようです。
なお、撮影した写真をこちらに掲載いたしました。ご覧下さい。
第133号 2010.7.15
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<ご案内>学術講演会「落石対策技術開発への取り組みを考える」を開催します<ご案内>学術講演会「落石対策技術開発への取り組みを考える」を開催します
下記の要領で、学術講演会並びに交流会を開催致しますので、ご案内します。多数のご参加をお待ちしております。
−「落石対策Q&A」刊行記念−
学術講演会「落石対策技術開発への取り組みを考える」開催案内
主 催:愛媛大学防災情報研究センター、地盤工学会四国支部落石対策研究会
日 時:平成22年7月27日(火) 16:00−18:00
会 場:ホテルパールガーデン・讃岐A
(旧ウェルシティ高松 高松市福岡町2-2-1・TEL087-821-8500)
定 員:120名
参加費:無料
申込み:氏名、住所、所属、メールアドレスを明記の上、
地盤工学会四国支部事務局・中島(nakajima@cee.ehime-u.ac.jp)まで
申し込んでください。締め切りは7月21日(水)です。
なお、定員(120名)になり次第、締め切ります。
内 容: 開会挨拶 愛媛大学防災情報研究センター長 鳥居謙一
来賓挨拶 国土交通省四国地方整備局長 足立敏之 氏
・四国の道路防災 四国地方整備局道路調査官 荻野宏之 氏
・落石対策Q&Aの概要 (株)第一コンサルタンツ 右城 猛 氏
・高エネルギー吸収落石防護工の開発
(株)ロイヤルコンサルタント 筒井秀樹 氏
・落石技術開発への取り組み
地盤工学会四国支部落石対策研究会 矢田部龍一
【交流会】
日 時:平成22年7月27日(火) 18:00−20:00
会 場:ホテルパールガーデン・讃岐B(高松市福岡町2-2-1 TEL087-821-8500)
参加費:3,000円(参加費は当日徴収いたします)
申込み:氏名、住所、所属、メールアドレスを明記の上、
地盤工学会四国支部事務局・中島(nakajima@cee.ehime-u.ac.jp)まで
申し込んでください。締め切りは7月21日(水)です。
第132号 2010.6.9
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<ご報告>平成21年度活動報告会を開催しましたA<ご報告>平成21年度活動報告会を開催しましたA
記念講演−平成21年度災害調査−についてお送りします。<1>『チリM8.8巨大地震による災害調査報告』
理工学研究科 教授 岡村 未対
2010年2月28に発生したチリMaule地震の被害調査結果を報告した。この地震はチリ沿岸 部を震源とするマグニチュード8.8の巨大地震であり、震源を中心として首都のサンチア ゴからコンセプシオンまで被害範囲は600kmにも及んだ。地震動の特徴としては、観測さ れた地震動には長周期成分が余り含まれていないこと、震源から300km以上離れた地域ま で被害が及んでいること、震源域で特に地震動が強いことはなかったであろうこと、であ る。サンチアゴからコンセプションまでの道路橋や道路盛土、鉱滓ダム、建物の被害状況、 津波の被害状況を説明し、被害と地盤条件との関係、チリにおける設計コードの転換の影 響、この地震からの教訓等についても述べた。
<2>『サイクロン・ナルギスによる被災とその復旧』
理工学研究科 准教授 中村 孝幸
2008年5月2日にミャンマーを襲った巨大サイクロン・ナルギスによる被災の実態と復旧 状況を、2009年3月17日〜3月21日に実施した現地調査を踏まえて紹介した。そして、この 度の甚大な災害(死者・行方不明者14万人相当)は、サイクロンが今までにない経路をとり、 四国全体に匹敵する面積の低湿地帯であるイラワジ川デルタを襲ったことや、このデルタ には高潮災害を防ぐための高所避難所がほとんどなかったことなどに原因されることを報 告した。現在、被災地ではサイクロンシェルターを兼ねた小中学校の修復・再建が進めら れており、教育施設の復旧と災害対策施設の構築という二つの目的を同時に満足する有効 な方策として紹介した。この際、防御の強化のため、マングローブ林を利用した緑の対策 施設の付設などが望ましいことを提言した。
第131号 2010.6.3
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<ご報告>防災情報研究センター平成21年度活動報告会を開催しました<ご報告>防災情報研究センター平成21年度活動報告会を開催しました
5月26日、愛媛大学メディアホールで平成21年度のセンター活動報告会を開催しました。 国県市町や民間企業から120名の方にご参加いただき、盛会に開催することができました。 お忙しい中、報告会にご参加いただきましてありがとうございました。また、四国中央 市長井原 巧様より、祝電を頂戴しました。ありがとうございました。報告会は、泉 英二愛媛大学社会連携推進機構長の挨拶からはじまり、鳥居センター 長が平成21年のセンターの活動を報告しました。鳥居センター長は、平成21年度活動と して、講演会活動(活動報告会、総合防災フォーラム)、災害現地調査、防災教育、BCP および研究会活動(要援護者避難支援研究会、えひめ建設BCP研究会、愛媛大学GIS研究 会、落石対策研究会)について報告しました。さらに、今年度は、防災研究のフィール ドを行政・市民と位置づけ、国・県・市町・市民と連携した各種「研究会」の設立の展 望について述べました。
続いて、記念講演が行われました。記念講演会は「平成21年度の災害調査」をテーマ にして講演が行われました。講演内容については、順次メルマガに掲載する予定です。
今年度も、防災情報研究センターの活動にご支援、ご協力の程よろしくお願いします。