防災情報研究センターニュース

第130号  2010.5.31

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<ご報告>重信川水防訓練において、感謝状を授与されました

<ご報告>重信川水防訓練において、感謝状を授与されました

 重信川水防訓練に水防班として参加したえひめ建設BCP研究会に対して、重信川石手川 水防連絡会会長・四国地方整備局松山河川国道事務所長 五十川 泰史様より感謝状を 頂戴しました。

「感謝状
 えひめ建設BCP研究会殿

貴団体は平成22年度重信川水防演習に積極的に参加し本演習の目的である国県市町間の 連携協力 水防技術の向上に大きく貢献されました  よってここに地域防災組織として一層の活動をお願いするとともに深く感謝の意を表し ます

平成22年5月23日

重信川石手川水防連絡会会長・四国地方整備局松山河川国道事務所長 五十川 泰史」

 また、矢田部部門長の率いる愛媛大学学生による水防班に対して、防災情報研究セン ターにも感謝状を頂戴しました。



第129号  2010.5.27

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<ご報告>重信川水防訓練でBCP対策車を展示いただきました

<ご報告>重信川水防訓練でBCP対策車を展示いただきました

 5月23日に開始された重信川水防訓練に,(株)久保建設の所有するBCP対策車を展示い ただきました.場内アナウンスは以下の通りです.

「BCP対策車を紹介します.BCPは「事業継続計画」といわれる災害対策計画の1つです. 大規模な災害の発生から48時間の対応がとても大切であり,迅速な対応が求められます. 建設会社は,建設機械と技術者を現場へ派遣し,救護・救援活動や災害復旧活動など, 県民の安全と安心を支える重要な役割を担っています.建設会社は,災害直後から応援 体制を確保する事業継続計画を策定し,日頃から訓練しその技量を磨いています.本日 は建設会社が所有するBCP対策車をお借りして展示しています.BCP対策車には,現場で 迅速に活動を行うため,初動時に必要な資機材が搭載されています.建設会社の強い地 域への思いを感じ取ってください.」

 主な装備品:発電機,照明灯,担架,消火器,サバイバルキット(水,応急,
       避難,情報・光,衛生,トイレ,緊急)一式,工具一式,
       チェーンソー,通信用PC



第128号  2010.5.24

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<ご報告>えひめ建設BCP研究会水防班として重信川水防訓練に参加しました

<ご報告>えひめ建設BCP研究会水防班として重信川水防訓練に参加しました

 5月23日(日)、平成22年度重信川水防訓練にえひめ建設BCP研究会として水防班を組織 し,参加しました.参加いただいた企業は,えひめ建設BCP研究の第1期会員で認定を受 けた企業のうち有志の方々です.

 生憎の雨でしたが,水防訓練らしい訓練となりました.

 自己紹介では,以下の通り建設BCPをPRしました.

「我々,えひめ建設BCP研究会水防班は,災害に強い建設会社を目指し,事業継続計画を 策定している建設会社です.我々は,集中豪雨や南海地震による大規模な災害が発生し た場合,建設機械や建設技術者を災害現場に派遣し,救助活動や災害復旧を支援する重 要な役割を担っています.我々は,地域にあって,救助活動が確実にでき,そして1時 間でも早く河川や道路,港湾の復旧ができる,頼りになる建設会社を目指しています.」

 参加企業:アイエン工業(株),安藤工業(株),井原工業(株),
      亀岡建設(株),(株)久保建設,(株)小島組,西条建設(株),
      四国通建(株),(株)大旺,(株)福田組,(株)二神組,(株)森本


第127号  2010.5.11

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<ご案内>「愛媛大学防災情報研究センター平成21年度活動報告会」を開催します。

<ご案内>「愛媛大学防災情報研究センター平成21年度活動報告会」を開催します。

 日頃は、当センターの活動に関し多大なご支援・ご協力を賜りありがとうございます。 昨年度の活動に関し、下記の要領で報告会を開催することになりました。また、昨年国 内外で発生した災害について、センター教員が行った現地調査の報告も併せて行います ので、ご多忙な折とは存じますが、是非、ご出席いただきますようご案内申し上げます。

                  記

  日時:平成22年5月26日(水) 13:00〜15:30(予定)  (受付12:30〜)
  場所:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール
  定員:100名
  式次第
  1.挨拶          愛媛大学社会連携推進機構長 泉 英二
  2.平成21年度防災情報研究センター活動報告 センター長 鳥居 謙一
  3.記念講演−平成21年度の災害調査−
    @『チリM8.8巨大地震による災害調査報告』
                理工学研究科 教授 岡村 未対
    A『チリ地震津波に対する四国各地の避難行動実態』
                理工学研究科 准教授 森 伸一郎
    B『サイクロン・ナルギスによる被災とその復旧』
                理工学研究科 准教授 中村 孝幸
    C『平成21年度豪雨による山口県防府市と兵庫県佐用町の災害』
                理工学研究科 教授 矢田部 龍一
    D『台湾南部を襲った八八水災の現地調査報告』
                センター長 教授 鳥居 謙一


 申し込み・問い合わせ先
 「防災情報研究センター平成21年度活動報告会参加希望」と明記の上、氏名、所属、
 連絡先を添えて【5月19日(水)】までに下記まで、メール又はファックスにてご連絡
 下さい。
  愛媛大学社会連携支援部社会連携課
  社会連携拠点チーム(防災情報研究センター担当)
  TEL:089-927-8142
  FAX:089-927-8820
  E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
 
※この講演会は、継続学習制度CPDS 2単位を申請中です。
 カードリーダーによる学習履歴申請を行いますので、磁気帯の付いたCPDS技術者証を
 お持ちの方は、ご持参下さい。


第126号  2010.4.21

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<ご案内>@四国防災八十八話紙芝居 新作をHPに掲載しました。
     A四国防災八十八話読書感想文コンクール表彰式が開催されました。

<ご案内>@四国防災八十八話紙芝居 新作をHPに掲載しました。

 幅広く防災教育等に活用するため、四国防災八十八話の紙芝居を大学生等に協力して もらい作成しています。この度、下記の2作品を防災情報研究センターのHPに掲載しまし たので、是非ご覧ください。

 第四十三話 「長女が津波に奪われた」
      作画:山本阿子・松尾美佳(高知大学防災すけっと隊)

 番   外 「四国渇水ばなし」
      作画:青江 美乃里(愛媛大学美術研究会)

<ご案内>A四国防災八十八話読書感想文コンクール表彰式が開催されました。

 平成22年3月21日、愛南町御荘文化センターで四国防災八十八話読書感想文コンクール 表彰式が開催されました。

  愛媛大学防災情報研究センターと愛南町・国土交通省大洲河川国道事務所は愛南町に おける防災教育が円滑かつ有効に実施されるために「愛南町における防災教育の推進に 関する協定」を締結しています。

 本事業はこの連携協定に基づく取り組みの1つであり、愛媛大学より四国防災八十八 話のテキスト等を提供し、愛南町教育委員会により町内全小中学校で冬休みの宿題の読 書感想文として取り組んでいただきました。

 応募のあった作品の中から、最優秀賞、優秀賞の受賞者が表彰されました。なお、こ れらの最優秀・優秀作品は、防災センターのHPに掲載しておりますので、是非ご一読く ださい。小中学生から学ぶ点が多々あります。

八十八話のHP <http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/bousai88_top.html> 

第125号  2010.4.19

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<ご報告>宇和島市大浦2区津波ハザードマップ「まち歩き」で防災講話

<ご報告>宇和島市大浦2区津波ハザードマップ「まち歩き」で防災講話

 平成22年3月14日に宇和島市大浦2区自主防災組織主催の防災イベントで、鳥居センター 長が防災講話をしました。

 愛媛県南予地方局では、自主防災組織による津波ハザードマップづくりのモデル事業を 平成21・22年度で実施しています。平成21年度は宇和島市大浦2区と西予市三瓶町有太刀 地区の自主防災組織で津波ハザードマップづくりが実施されました。

 当日は、自主防災組織による炊き出し(カレーライス)、作成した津波ハザードマップ の避難経路や避難場所を確認する「まち歩き」、および防災講話が行われました。

 アクリル製のハザードマップのパネルが塀に掲示されており、防災意識の高さが感じら れました。また、一時避難場所は施設の整った避難所へ移動するまでの仮の避難場所です。 さらに,南海地震の場合、津波警報の長期化が想定されています。防寒対策、雨対策、食 料・水、ラジオ、通信設備の整備など、非常用持ち出し品を事前に準備しておくことが必 要だと感じました。

 また、「まち歩き」の際にGPS測地装置を携帯し、講演前にまち歩きの様子を撮影した デジカメの写真に位置情報を付加してスクリーンに映写したところ,好反応が得られまし た。22年度は愛南町で本事業を実施する予定であり、GPS測地装置、小学生、GIS防災マッ プをキーワードに取り組んでいきたいと考えています。


第124号  2010.4.15

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<ご案内>「災害時の事業継続力に係る認定」を総合評価項目として試行

<ご案内>「災害時の事業継続力に係る認定」を総合評価項目として試行

 平成22年3月17日に開催された「第2回四国地方整備局総合評価委員会」において, 平成22年度の総合評価の実施方針が審議されました.
 この中で整備局の発注する一般土木C等級の工事について「災害時の事業継続に係る 認定」を企業評価に追加することが整備局より提案され了承されました.

 詳細は四国地方整備局のHPから委員会資料をダウンロードできます.


第123号  2010.4.9

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<ご報告>南海地震を想定した愛南町BCP訓練が実施されました。

<ご報告>南海地震を想定した愛南町BCP訓練が実施されました。

 平成22年3月5日に、愛南町社会福祉会館で大洲河川国道事務所、愛南土木事務所、愛南町 および愛媛県建設業協会南宇和支部による合同訓練が実施されました。

 防災情報研究センターから鳥居副センター長が参加し、JACICの松尾所長(元整備局防災 対策官)の協力をいただき、コントローラーとして訓練全体の進行をコントロールし、課 題の発見に努めました。

 南海地震の発生により、津波の来襲や道路法面の崩落による交通路の遮断や家屋倒壊によ る生き埋め者の発生が予想されます。こうした事態に対して、行政機関から建設会社への 応援の要請が集中するため、これらを調整する機能が要請されます。

 訓練では平日の勤務時間中に南海地震が発生し、それぞれが現在想定している災害対策本 部が活用できることを前提に訓練を開始しました。つまり、BCPの基本である参集、代替 拠点の設置は今回の訓練では確認事項には含まれていません。

 結果についてはこれから分析が必要ですが、訓練時間2時間で3日間の行動を訓練する予定 でしたが、結果としては6時間までの行動しか再現することができませんでした。

 また、建設業協会南宇和支部が国・県・町からの派遣要請を調整することになり、限られ たリソース(建設機械)の調整方法について関係機関間での議論が必要であると考えられ ます。


第122号 2010.4.9

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<ご報告>「災害時の基礎的な事業継続を備えている建設会社を認定(四国建設業BCP等審査会)」

<ご報告>「災害時の基礎的な事業継続を備えている建設会社を認定(四国建設業BCP等審査会)」

 建設業の災害時の基礎的な事業継続力を審査する四国建設業BCP等審査会(会長:中野 晋 徳島大学教授)が平成22年3月25日認定分として建設会社を公表しました.

 今回の認定の対象は一般土木C等級を対象としています.認定の有効期限は2年間となって います.

 愛媛県内の認定企業は以下の通りです.

アイエン工業(株)(今治市),安藤工業(株)(西条市),久保興業(株)(内子町),
向成建設(株)(大洲市),井原工業(株)(四国中央市),(株)福田組(松山市),
(株)森本(内子町),(株)福田組(松山市),西条建設(株)(西条市),(株)小島組(宇和島市),
石岡建設(株)(内子町),(株)佐々木組(大洲市),四国通建(株)(今治市),
(株)久保建設(久万高原町),亀岡建設(株)(宇和島市),二神組(松山市),
(株)大旺 (今治市) 以上17社

 認定を受けられた建設会社におかれましては,地域の防災力向上のため,一層のご尽力を お願いします.


第121号  2010.4.1

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<ご挨拶>新体制がスタートしました(防災情報研究センター)

<ご挨拶>新体制がスタートしました(防災情報研究センター)

 日頃より愛媛大学防災情報研究センターの活動につきまして、ご理解、ご協力を いただいておりますことを御礼申し上げます。

 この度、柏谷 増男 センター長の定年退職にともない、4月1日より新体制で 臨むことになりました。

 当センターも、平成18年に発足し今年で5年目を迎えます。
これまで蓄積してきた経験をもとに活動を拡大し、愛媛・四国の安全・安心のため 一層積極的に取り組んで参りますので、今後ともご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い 申し上げます。


新体制】
 センター長】 鳥居 謙一(新任)

 副センター長】 高橋 治郎(新任)

 災害救急医療・ケア研究部門長】 相引 眞幸

 地域防災システム研究部門長】 江崎 次夫

 社会基盤整備部門長】 矢田部 龍一

 アジア・地域防災情報ネットワーク部門長】 二神 透(新任)