防災情報研究センターニュース

第110号  2009.10.29

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<ご案内>『GIS Day in 四国 2009』の開催のご案内(再+懇親会のご案内)

<ご案内>『GIS Day in 四国 2009』の開催のご案内(再+懇親会のご案内)

 愛媛大学GIS研究会と愛媛大学防災情報研究センターでは、四国や松山におけるGIS技術が、 広く研究や教育に活用されることを目的に、四国初となる「GIS Day in 四国 2009」を愛媛 大学において、下記の要領で開催します。
 午前は、国土地理院、企業、大学から講師を招き、GISの最前線についてご講演いただき、 午後は、実際にソフトの使い方を実習で学びます。また、実習終了後の17時30分より、『四 国GIS交流会』と題する交流の場を設けましたので、こちらも是非、ご参加下さい。  多数の方の参加をお待ちしております。
               
                    記

              『GIS Day in 四国 2009』

  日  時:2009年11月6日(金)9:00〜17:00
  会  場:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(午前)、演習室(午後)
 
  主  催:愛媛大学GIS研究会、愛媛大学防災情報研究センター
  共催団体:国土地理院四国地方測量部、(社)地理情報システム学会
  後援団体:国土交通省四国地方整備局、愛媛県、(社)日本測量協会四国支部
  協賛団体:ESRIジャパン(株)、(株)ネクストパブリッシング(GIS-NEXT)
        (株)古今書院、(株)パスコ 
  対  象:学生、教員、一般
  参 加 費:午前のセミナー、午後の講習ともに無料

 【プログラム】    午前の部:セミナー(メディアホール)定員120名
   9:00〜 9:20 開催あいさつ 愛媛大学防災情報研究センター長 教授 柏谷増男 
                愛媛大学GIS研究会 代表 教授 山岸宏光
   9:20〜10:20 「地理空間情報社会へのとりくみに向けて」 国土地理院参事官 吉兼秀典
  10:20〜11:10 「ユビキタスなGIS〜ダム管理をフィールドとして〜」
                (株)パスコ中四国事業部 主任技師 大石 樹
  11:10〜12:00 「愛媛大学におけるGIS」 愛媛大学法文学部 准教授 堤 純

   午後の部:GIS実習(メディアセンター内 演習室) 定員24名(締め切りました)
  13:00〜17:00 ARC VIEW 9.3(基本ソフトとSpatial Analyst)の使い方
         (初心者向けの内容です。)
  ==================================
   懇親会:『四国GIS交流会』
       11月6日(金) 17:30〜19:30 大学会館2階 リーセス(学内の食堂です。)
       参加費:1人2,000円
  ==================================

 【申し込み・問い合わせ】
   氏名、所属、連絡先(TEL、E-mailアドレス)を記載の上、下記までE-mail、Faxにて
お申し込み下さい。

  <愛媛大学GIS研究会事務局>
   愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム(防災情報研究センター担当)
    E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
    FAX:089-927-8820
    TEL:089-927-8142
  
注)・午後の実習は、定員に達しましたので、締め切りました。
   お申し込みありがとうございました。
  ・午前のセミナーは、席に余裕がありますので引き続き受け付け中です。
  ・懇親会は、当日のセミナー、実習の最初に希望者を募ります。(事前申し込み歓迎)
   懇親会のみの参加も受け付けますが、その場合は、お手数ですが11月5日(木)
   までに上記までご連絡下さい。   


第109号  2009.10.23

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<ご案内>災害時の事業継続力認定申し込みの受付開始について(四国建設業BCP等審査会)

<ご案内>災害時の事業継続力認定申し込みの受付開始について(四国建設業BCP等審査会)

  四国地方整備局より、標記のことについて記者発表が行われましたので、
  お知らせ致します。
  下記は、記者発表資料よりの抜粋です。
  記者発表資料の全文は、四国地方整備局のHPの新着情報(10月14日付)に
、   ありますのでご確認下さい。
(下記の審査会の規約と審査要領も併せて掲載されています。)
    <http://www.skr.mlit.go.jp/index.html>

 ×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×・×
        災害時の事業継続能力認定の申込の受付開始について
  
  ○「災害時の事業継続力認定審査要領」の受け取り方法
     四国地方整備局のHPより取得可能
     <http://www.skr.mlit.go.jp/bosai/bcp/index.html>
  ○「認定申込期間」
     平成21年12月1日 9時〜平成21年12月15日 17時
  ○認定対象となる建設会社
     四国地方整備局における平成21・22年度一般競争資格の内「一般土木工事」
     の「C等級」に認定されている四国内に本社を有する建設会社
  ○認定申込先
     四国建設業BCP等審査会事務局
     (国土交通省 四国地方整備局 企画部 防災課)
  ○申込方法
    申込先に申込書類一式を持参、または郵送してください。   


第108号  2009.10.22

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<ご案内>平成21年度学術講演会のご案内(再)

<ご案内>平成21年度学術講演会のご案内(再)

  地盤工学会四国支部と土木学会四国支部の共催で、下記の学術講演会を
  開催します。愛媛県の土木行政、最近俄然と脚光を浴びている建設BCP、
 ならびに道路行政の変遷に関する話題が提供されます。
お忙しいこととは存じますが、多数ご参加ください。

                 記

  日 時:平成21年10月 29日(木)13:30〜15:50
  会 場:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール
      ※学内無料駐車場あり 
       http://www.ehime-u.ac.jp/access/johoku/index.html
  定 員:120名

  プログラム:
 13:30-13:40 開会挨拶  地盤工学会四国支部副支部長  
                愛媛大学大学院理工学研究科教授 矢田部龍一
   13:40-15:40
     1.愛媛県の土木行政について
            愛媛県土木部長 井上 要
     2.新型インフルエンザと建設BCP
            愛媛大学防災情報研究センター副センター長・教授 鳥居謙一 
     3.土木技術・事業者と公共事業評価
            愛媛大学大学院理工学研究科教授 柏谷増男
   15:40-15:50 閉会挨拶  土木学会四国支部商議員
                 愛媛大学大学院理工学研究科教授 氏家 勲

  参加費:2,000円(テキスト代)
       振り込み または 当日払い でお願いいたします。
      [振込先]地盤工学会四国支部 伊予銀行 城北支店(普)1348088

  参加申込み・問い合わせ先:
   「平成21年度学術講演会」と明記の上、@氏名 A勤務先 B連絡先を下記に
    送付ください。(なお、当日の受付も若干名可能です)
    〒790-8577 松山市文京町3 
    (社)地盤工学会四国支部事務局 
     中島 淳子
    E-Mail:nakajima@cee.ehime-u.ac.jp
     FAX:089-927-9817 
      
 ■この講演会は、継続教育(CPD)プログラムに申請中です。


第107号  2009.10.16

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<ご案内>『総合防災フォーラム 2009』開催のご案内

<ご案内>『総合防災フォーラム 2009』開催のご案内

  防災センターでは、例年実施している「総合防災フォーラム」を本年も
企画しました。
  今回は、3月以降世界中で混乱を招いた新型インフルエンザを、災害と同様に
 企業や学校現場の機能を停止させる恐れのある社会のリスクの1つとして認識し、
 新型インフルエンザへの対策を広い意味での防災対策と捉えることで、年末に向け
 感染の拡大が懸念される中、社会全体の機能停止を避けることを目的に下記の要領で
 −新型インフルエンザに立ち向かう―というテーマで行います。
  皆様のご出席をお待ちしております。

                 記

     総合防災フォーラム 2009−新型インフルエンザに立ち向かう−

 日  時:平成21年11月10日(火)13:30〜16:00(受付13:00〜)
 場  所:松山市民会館 中ホール
 主  催:愛媛大学防災情報研究センター
 後援予定:(社)土木学会四国支部、四国4大学防災関連研究センター連携協議会、
      NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、
      愛媛新聞社
 定  員:300名
 プログラム:
  1.基調講演  愛媛大学大学院医学系研究科小児医学 医局長
          愛媛大学医学部附属病院感染制御部 副部長
                           准教授 田内 久道 氏
  2.話題提供  四国地方整備局(中央省庁の取り組み)
          (株)伊予銀行(銀行の取り組み)
          (株)いよぎん地域経済研究センター(企業アンケート結果)
          愛媛大学アドミッションセンター(入試BCP対策)
          愛媛大学防災情報研究センター(事業継続計画)  
 
 申し込み・問い合わせ先:
  『防災フォーラム参加申し込み』と明記の上、氏名、所属、連絡先(TEL、Mailアドレス)
  を添えて、下記までメール又はFAXにてお申し込み下さい。【10月30日(金)締切】

  愛媛大学 社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム 
   E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
   TEL:089-927-8142
   FAX:089-927-8820  


第106号  2009.10.15

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<ご案内>H21学術講演会のご案内

<ご案内>H21学術講演会のご案内

  地盤工学会四国支部と土木学会四国支部の共催で、下記の学術講演会を
開催します。
  愛媛県の土木行政、最近俄然と脚光を浴びている建設BCP、ならびに道路行政の
 変遷に関する話題が提供されます。お忙しいこととは存じますが、多数ご参加ください。


                 記

  日 時:平成21年10月 29日(木)13:30〜15:50
  会 場:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール
      ※学内無料駐車場あり 
       http://www.ehime-u.ac.jp/access/johoku/index.html
  定 員:120名

  プログラム:
 13:30-13:40 開会挨拶  地盤工学会四国支部副支部長  
                愛媛大学大学院理工学研究科教授 矢田部龍一
   13:40-15:40
     1.愛媛県の土木行政について
            愛媛県土木部長 井上 要
     2.新型インフルエンザと建設BCP
            愛媛大学防災情報研究センター副センター長・教授 鳥居謙一 
     3.土木技術・事業者と公共事業評価
            愛媛大学大学院理工学研究科教授 柏谷増男
   15:40-15:50 閉会挨拶  土木学会四国支部商議員
                 愛媛大学大学院理工学研究科教授 氏家 勲

  参加費:2,000円(テキスト代)
       振り込み または 当日払い でお願いいたします。
      [振込先]地盤工学会四国支部 伊予銀行 城北支店(普)1348088

  参加申込み・問い合わせ先:
   「平成21年度学術講演会」と明記の上、@氏名 A勤務先 B連絡先を下記に
    送付ください。(なお、当日の受付も若干名可能です)
    FAX:089-927-9817  E-Mail:nakajima@cee.ehime-u.ac.jp
     〒790-8577 松山市文京町3 (社)地盤工学会四国支部事務局 中島淳子
 
 ■この講演会は、継続教育(CPD)プログラムに申請中です。


第105号  2009.10.1

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<ご案内>『GIS Day in 四国 2009』の開催のご案内

<ご案内>『GIS Day in 四国 2009』の開催のご案内

 愛媛大学GIS研究会と愛媛大学防災情報研究センターでは、四国や松山におけるGIS技術が、 広く研究や教育に活用されることを目的に、四国初となる「GIS Day in 四国 2009」を愛媛 大学において、下記の要領で開催することになりました。
 午前は、国土地理院、企業、大学から講師を招き、GISの最前線についてご講演いただき、 午後は、実際にソフトの使い方を実習で学びます。午後の実習は、少人数での実施になりま すので、お早めにお申し込み下さい。
 多数の方の参加をお待ちしております。
               
                    記

 名  称:『GIS Day in 四国 2009』
 日  時:2009年11月6日(金)9:00〜17:00
 会  場:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(午前)、演習室(午後)
 主  催:愛媛大学GIS研究会、愛媛大学防災情報研究センター
 共催団体:国土地理院四国地方測量部、(社)地理情報システム学会
 後援団体:国土交通省四国地方整備局、愛媛県、(社)日本測量協会四国支部
 協賛団体:ESRIジャパン(株)、(株)ネクストパブリッシング(GIS-NEXT)、
      (株)古今書院、(株)パスコ 
 対  象:学生、教員、一般
 参 加 費:午前のセミナー、午後の講習ともに無料

 【プログラム】
 午前の部:セミナー(メディアホール)定員120名
  9:00〜 9:20 開催あいさつ 愛媛大学防災情報研究センター長 教授 柏谷増男 
               愛媛大学GIS研究会 代表 教授 山岸宏光
  9:20〜10:20 「地理空間情報社会へのとりくみに向けて」
              国土地理院参事官 吉兼秀典
 10:20〜11:10 「ユビキタスなGIS〜ダム管理をフィールドとして〜」
              (株)パスコ中四国事業部 主任技師 大石 樹
 11:10〜12:00 「愛媛大学におけるGIS」 愛媛大学法文学部 准教授 堤 純
午後の部:GIS実習(メディアセンター内 演習室) 定員24名
 13:00〜17:00 ARC VIEW 9.3(基本ソフトとSpatial Analyst)の使い方
        (初心者向けの内容です。)

 【申し込み・問い合わせ】
   2009年10月26日(月)締め切り (先着順)
   氏名、所属、連絡先(TEL、E-mailアドレス)希望する講習(午前・午後)を記載の
  上、下記までE-mail、Faxにてお申し込み下さい。
   ※午前、午後両方の参加も可能です。

  <愛媛大学GIS研究会事務局>
  愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム
(防災情報研究センター担当)
  E-mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
  FAX:089-927-8820
  TEL:089-927-8142

 尚、『GIS Day in 四国 2009』の詳細については、下記の愛媛大学GIS研究会の、
 HPからもご確認頂けます。
  http://www.soil.cee.ehime-u.ac.jp/gis-rg_eu/


第104号  2009.9.4

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<ご案内>第2回 愛媛大学GIS研究会を開催します

<ご案内>第2回 愛媛大学GIS研究会を開催します

 7月に開催した、第1回 愛媛大学GIS研究会では、国土地理院の方に基盤地図情報の今後の 展望について、また、大学教員にはGISの研究への活用方法などについてお話をしていただき、 好評をいただきました。
 この度、下記の要領で第2回のGIS研究会を開催いたしますので、お知らせ致します。
 興味のある方は、奮ってご参加下さい。

                   記

  日時:2009年9月14日(月) 15:00〜17:00
  場所:愛媛大学社会連携推進機構 2階 研修室
   定員:30名
   
   プログラム:
    第一部 話題提供(15:00〜16:00)
     『衛星システムとGIS収集ツール−森林管理のために−』
                    (株)ジッタ 大山 亮・宮内 建史
   第二部 報告と議論(16:00〜17:00 )
     1.11月6日(金)開催のGIS day in 四国について
     2.メディアセンターにインストールするArc Viewソフトの今後の活用について
     3.愛媛大学GIS研究会のウェブサイトについて
     
  参加申し込み:
     所属・氏名・連絡先(メールアドレス等)を記載の上、下記までメール又は
    ファックスにてお申し込み下さい。(定員に達し次第締め切ります。)
  
    愛媛大学社会連携支援部社会連携課 社会連携拠点チーム
     Mail:kensien@stu.ehime-u.ac.jp
     Fax :089-927-8820
     Tel :089-927-8142


第103号  2009.9.1

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<報告>四国建設業BCP等審査会が設立されました

<報告>四国建設業BCP等審査会が設立されました

 8月24日、高松サンポート合同庁舎で第1回四国建設業BCP等審査会が開催され、規約等が 承認され同日付けで審査会が設立されました。審査会の会長には徳島大学の中野先生が選出 され、当センターからは柏谷センター長が参加しています。

 この審査会は、建設関連企業が策定したBCPを積極的に評価することにより、より一層の BCP策定の促進に寄与することを目的に設立されるものであり、学識経験者、四国地方建設 局企画部長、4県の土木等部長で構成されています。

 審査会は、建設関連企業から申し込みのあった建設業BCP等について、下部組織である審 査部会の審査結果をもとに、認定の可否を判断し、2年間有効な認定証を交付します。

 また、審査要領も了承されました。審査要領は関東地方整備局の基礎的事業継続力審査要 領に準拠したものとなっていますが、認定の対象を当面の間、一般競争参加資格の内、「一 般土木工事」の「C等級」に認定されている四国内に本社を有する建設会社としています。

 スケジュールについて、初回認定ということもあり、審査に十分な時間的な余裕を確保す るため、申込受付を10月中旬〜下旬とする案が示されましたが、締め切りが早すぎると応募 企業が少なくなる等の意見が出され、再検討することになりました。


第102号  2009.8.27

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<報告>平成21年度愛南町防災フォーラムが開催されました

<報告>平成21年度愛南町防災フォーラムが開催されました

8月23日(日)に愛南町御荘文化センターで「今、求められる防災教育〜愛南教育の展開 による防災文化の創造をめざして〜」と題して平成21年度愛南町防災フォーラム(主催:愛 南町、当センターなど)が開催されました。本フォーラムは、今年3月に愛南町と当セン ターが締結した「愛南町における防災教育の推進に関する協定」基づくに事業に位置づけら れて実施されたものです。

 清水愛南町長、柏谷防災センター長、木村大洲河川国道事務所長の挨拶の後、徳島大学名 誉教授 村上仁士先生が「地域にねむる防災資源−地震・津波災害の体験談収集と利用−」 と題して基調講演をされました。
 講演の中で、村上先生は、長年手がけられてきた津波伝承の研究とその地域防災への活用 を通じて、「災害を自分のこととして認識すること」、「災害で家族が亡くならないことが 基本である」、「災害体験談は地域の宝」、「小学生が地域に眠っている災害体験談を発掘 し、それを家族で話し合うことによって災害に強い家族になり、地域となる」、などについ て指摘されました。

 次に愛南町立東海小学校と新居浜市立多喜浜小学校の先生、児童、保護者、地域の関係者 による防災教育の成果報告が、模擬授業風に行われました。両校のコラボは、愛南町と当セ ンターが連携協定を締結したのをきっかけに、愛南町が多喜浜小学校を招待する形で実現し ました。
 東海小学校は、昨年愛南町内の防災教育の代表校となり、様々な活動に取り組まれ、児童 が作成した防災マップが「第5回ぼうさい探検隊マップコンクール」(朝日新聞社など主催) で審査員特別賞を受賞しました。今回は、この防災マップ作りについて発表されました。
 多喜浜小学校は、平成16年の台風災害以降当センターと連携して防災教育を展開しており、 昨年度は、「ぼうさい甲子園」(毎日新聞社など主催)で「塩田史から学ぶ南海地震」が奨 励賞を受賞しています。今回は、この活動と「多喜浜ぼうさいまちあるきプロジェクト」の 活動について発表されました。
 300人近い聴衆を前に立派な発表をされ、聞いた方達も防災教育の効果を十分に理解する ことができたと思います。

 次にパネルディスカッションが行われました。パネリストは、新居浜市立多喜浜小学校の 渡部校長、宇和島市立蒋渕小学校の木原校長(前東海小学校教頭)、当センターの矢田部、 コーディネーターは当センターの鳥居が務めました。
 各パネリストからは、防災教育による児童の地域に対する意識の変化、地域・行政の協力 の必要性、地域の防災意識の啓発効果、防災教育は心の教育、家庭・家族の再生などが指摘 されました。そして、学校と地域が連携した防災教育を展開することによって、災害に立ち 向かう知恵が、親から子、子から孫へ世代間で継承されていくことが必要であることを指摘 して、ディスカッションを締めくくりました。


第101号  2009.8.25

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<報告>新居浜市において、「小中学校防災教育研修会」を開催しました。

<報告>新居浜市において、「小中学校防災教育研修会」を開催しました。

 新居浜市では2004年に発生した台風災害を機に、市民の防災意識の啓発のため、小中学校 で防災教育に取り組まれており、今回は、市内全校の防災教育担当の先生方を対象に「小中 学校防災教育研修会」を8月3日(月)に新居浜市役所で開催しました。
 防災センターからは、鳥居副センター長、矢田部部門長、高橋部門長の3名が講師として 参加し、子供たちに伝わる授業展開の方法を検討しました。

 研修会は、午前は、高橋・矢田部及び国土交通省松山河川国道事務所の中岡副所長による 講義、午後は、実習・実験になっていました。実習では、四国防災八十八話の紙芝居を使っ た授業のシナリオを作成して頂き、それぞれ発表してもらい討議を行いました。また、地盤 の液状化、固有周期、雨水の土壌浸透などの実験について説明を聞きました。
 自校以外の先生方と連携することで、新しいアプローチ手法をお互いに学んだり、子ども 達が教訓を自分なりに咀嚼できるよう手助けする授業展開の方法をそれぞれの先生方が得る ことができたのではないでしょうか。