================================================= 愛媛大学 防災情報研究センター         防災情報研究センターニュース                     第23号  2007.9.11 ================================================= 今回のコンテンツ <報告>「総合防災フォーラム」が開催されました。   ○<報告>「総合防災フォーラム」が開催されました。  9月4日、愛媛県県民文化会館で「総合防災フォーラム−地域防災力を考え る−」が開催されました。    当日は、高須賀 東温市長様、玉水 久万高原町長様、上村 上島町長様、 岡 松野町長様、谷口 愛南町長様、松浦 鬼北町長様、河内 内子町長様 を始め、250名のご参加を頂き、盛会に開催することができました。 最初に、本学学長の小松 正幸より開会挨拶があり、「昨年発足した防災情報 センターは、災害調査報告を通じて得られた情報を伝え、防災に役立てていた だく役目を担っている。 フォーラムが各地での経験を交換する場として発展することを願うとともに、愛媛 大学防災情報研究センターがそのプラットフォームを形成することになれば大変 うれしことである。」と挨拶がありました。 続いて、ご来賓を代表して国土交通省四国地方整備局 企画部長 菊池 良介様 よりご挨拶を頂戴しました。 この中で、「国の機関と県で東南海・南海地震対策調整会議を組織し、情報交換、 対策の調整を検討している。 人的な被害を食い止めるのは、地域力であり、地域の方々が、何ができるのかを 考えていただくのが重要。 愛媛大学が様々の取り組みしているのを興味深く見ており、最大限の支援をして いきたい。」と挨拶されました。 次に、愛媛県県民環境部防災局長 佐藤能理夫 様よりご挨拶を頂戴しました。 この中で、「愛媛県防災対策基本条例を制定し、共助の担い手である自主防災組織 の育成を促進するとともに、自助促進車座ミーティングの開催を予定している。 また、昭和南海地震の発生した12月21日を愛媛防災の日とし、様々の取り組みを 予定している。」と挨拶されました。 基調講演に移り、内閣府参事官(地震・火山対策担当) 池内 幸司様より 「地震災害から命を守る」と題してご講演いただきました。 講演の中で、「東南海・南海地震とともに直下地震にも注意しなければならない。直 下地震は、いつどこでも起こりうる。」と指摘された上で、国の東南海・南海地震対 策 の概要について説明されたました。 さらに、新潟県中越沖地震等を踏まえて、「防災拠点になる市役所の耐震化」、「避 難所になる小中学校の耐震化」、「井戸、プールを利用した生活用水の確保」「応援 物資の集積場所の選定」、「洋式仮設トイレ、照明」、「備蓄品の期限」、「エコノ ミー クラス症候群対策」などを指摘されました。 次号に続く。(文責:鳥居) 総合防災フォーラムの様子は、HPにも掲載しています。 HP、バックナンバーはこちらからhttp://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/ 「防災情報研究センターニュース」に関するご意見、ご要望、投稿、 メール配信の停止などがありましたら、以下メールアドレスまで ご連絡ください。 ■連絡先■  愛媛大学 防災情報研究センター メルマガ事務局           メールアドレス:dm-info@dmi.ehime-u.ac.jp