================================================= 愛媛大学 防災情報研究センター         防災情報研究センターニュース                  第22号   2007.9.10 ================================================= 今回は、記念すべき本メルマガの初投稿記事です。今後とも会員の 皆様のご投稿をお待ちしています。 今回のコンテンツ <投稿>平成19年新潟県中越沖地震災害報告              (投稿者:第一コンサルタンツ 右城 猛氏) <予告>第7回 センター研究会を開催します。 ○<投稿>平成19年新潟県中越沖地震災害報告              (投稿者:第一コンサルタンツ 右城 猛氏)  筆者らは、土木学会緊急災害調査団および愛媛大学新潟県中越沖 地震緊急災害調査団の一員として、7月20日、22日に現地調査を行わ れました。    本報告では、家屋被害、ブロック塀、石塀の被害、擁壁の被災、地盤 の液状化、斜面崩壊などについて詳細に報告されています。  特に、筆者のご専門である擁壁の被災については、写真・図を用い報 告されており、地震による擁壁倒壊メカニズムについても言及されていま す。  筆者らは、「間知ブロック積み擁壁でも、新潟県中越沖地震程度の揺れ には耐えられることを確認することができた。」、「住宅用壁として施工され た重力式擁壁は、地盤の液状化で支持力が不足したことが考えられる。」、 「(宅地、農地の土留としてコンクリート柵板工)液状化等による地盤変位 に構造的に追随できなくて、コンクリート板が外れ落ちていた」、と報告し ています。  報告書は、10月末まで下記のHPに掲載しています。11月以降は直接 執筆者にお問い合わせください。http://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/  本報告の問い合わせは、執筆者へ直接お願いします。                       t-ushiro@daiichi-c.co.jp (文責:鳥居) ○<予告>第7回 センター研究会を開催します。  防災情報研究センターでは、センター関係者の研究や活動内容に 関する情報交換を目的として、2週間に1回程度、気軽に集まって 意見交換する「センター研究会」を実施しています。 センター教員以外の方でもご自由に参加できますので、関心のある 方は、愛媛大学 研究協力部 研究協力課(担当:日野) Tel:089-927-8974 にご連絡ください。  日 時  平成19年9月20日(木) 11:30〜12:30  場 所  防災情報研究センター研究室(共通教育棟 3階)  発表者  医学部 准教授 木村 映善  発表題目 「医療情報システムの現状報告とBCPの課題について」(仮題) (文責:鳥居) バックナンバーはこちらhttp://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/ 「防災情報研究センターニュース」に関するご意見、ご要望、投稿、 メール配信の停止などがありましたら、以下メールアドレスまで ご連絡ください。 ■連絡先■  愛媛大学 防災情報研究センター メルマガ事務局           メールアドレス:dm-info@dmi.ehime-u.ac.jp