================================================= 愛媛大学 防災情報研究センター         防災情報研究センターニュース                     第19号  2007.8.10 ================================================= *******************************   9月4日「総合防災フォーラム」開催。詳細はメルマガ15号で。   ******************************* *******************************  8月23日「小中学校防災教育研修会」開催。詳細はメルマガ16号で。 ******************************* 今回のコンテンツ <予告>総合防災フォーラム−地域防災力を考える−                       の事例発表の内容(その2)   ○総合防災フォーラム−地域防災力を考える−の事例発表の内容(その2)  メルマガ15号でお知らせした9月4日に開催を予定しています 「総合防災フォーラム−地域防災力を考える−」の事例発表の概要の 2回目です。発表交渉中の事例もあります。メルマガ17号でお知らせした 3つの事例とあわせて6つの事例を紹介していただきます。  いづれの事例も地域防災力を考える上で重要な事例であり、防災 情報研究センターとして重点的に取り組んでいる事例です。  興味をお持ちになられた方は、是非参加申し込みをお願いします。 参加申込みは氏名、所属、連絡先を明記の上、8月20日(月)までに 研究支援チーム(E-mail kensien@stu.ehime-u.ac.jp、 TEL :089-927-8974、FAX:089-927-8905)まで申し込んで下さい。 (文責:鳥居) ●事業継続計画(大洲青年会議所)  事業継続計画(BCP)が注目されています。新潟県上越沖地震で 自動車部品のメーカーの被災により、自動車産業全体に多大な影響 が及びました。BCPは企業の供給責任を果たすとともに、被災後の 地域経済を維持するために必要な計画です。大洲では平成16年、 平成17年と2年連続で水害に見舞われました。県内でも最初に地 域をあげてBCPに取り組んだ大洲青年会議所に取り組みを紹介して いただきます。(文責:鳥居) ●津波防災地図(愛南町久良地区)  津波対策は、まず、予想される災害の想像と理解、そして効果的な 避難です。自然災害は、基本的な災害のメカニズムを理解することと 地形・産業・年齢構成・歴史・文化などの地域特性を反映した災害の 詳細を想像することから始まります。想像は与えられたものからはなか なか得られません。体験や訓練が必要です。津波のハザードマップは 津波浸水域の図化したものですが、自分達で作ることにより意識と想 像力を高めます。(文責:森) ●災害伝承(松山市三津浜)  自然災害は繰返し性の高いものです。また、地域の特性を色濃く反 映されます。したがって、災害を後世に伝えることは地域の防災力向 上に欠かせません。災害は忘れた頃に起こると言われますが、災害の 伝承の難しさを語っています。次の南海地震は昭和南海地震よりさらに 大きいと考えられています。昭和南海地震ですら松山に津波が来襲し、 三津浜に材木が打ち上げられたことが体験談として得られていますが、 一切、公式記録に残っていません。体験談を聞き、災害体験の収集整 理と防災教育への展開を考えましょう。(文責:森) HP、バックナンバーはこちらからhttp://www.ccr.ehime-u.ac.jp/dmi/ 「防災情報研究センターニュース」に関するご意見、ご要望、投稿、 メール配信の停止などがありましたら、以下メールアドレスまで ご連絡ください。 ■連絡先■  愛媛大学 防災情報研究センター メルマガ事務局           メールアドレス:dm-info@dmi.ehime-u.ac.jp